Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。個人店の現状整理・壁打ち相談 この相談は、 売上を伸ばす方法を教えるものではありません。 集客やSNS、広告の話もしません。 閉店・縮小・継続で迷っている個人店が、 感情ではなく、 数字・状況・体力を整理するための時間です。 一般論ではなく、 「あなたの店の場合」を一緒に言語化します。 ⸻ 対象 ・個人で飲食店を続けている方 ・一人、または少人数で経営している方 ・続けるかどうかを真剣に考え始めている方 ※営業目的・情報収集のみの相談はお受

売上が伸びない店ほど「感覚」で経営している

「今日は忙しかった」
「なんとなく売れた気がする」
「最近ヒマな日が多い」

売上が伸び悩んでいる飲食店ほど、こうした感覚的な言葉が会話に多く登場します。

一方で、安定している店・伸びている店ほど、口にするのは数字です。

この違いは、経営の“才能”ではなく見ているものの違いです。

 

「感覚経営」が生まれる3つの理由

① 現場が忙しすぎて、振り返る時間がない

個人店・小規模店ほど、

  • 仕込み
  • 調理
  • 接客
  • レジ
  • シフト管理

すべてを少人数で回しています。

結果、営業が終わるとクタクタで、

「今日は疲れた=忙しかった」
「疲れてない=ヒマだった」

という体感が、そのまま売上評価になります。

しかし実際には、

  • 忙しかったが売上は低い日
  • ヒマに感じたが利益は出ている日

は、珍しくありません。

 

② 数字を見ても「どう使えばいいか分からない」

「売上は毎日見ている」そう言うオーナーは多いです。

ですが、見ているのが売上合計だけというケースがほとんど。

本当に見るべきなのは、

  • 客数
  • 客単価
  • 時間帯別売上
  • 原価率
  • 人件費率

これらの組み合わせです。

数字は
「眺めるもの」ではなく「判断するための材料」。

使い方が分からないと、結局また感覚に戻ってしまいます。

 

③ 過去の成功体験が強すぎる

「前はこれでうまくいっていた」
「昔はもっと出ていた」

この言葉が多い店ほど、今の現実とズレが生じています。

客層
物価
人件費
競合
生活スタイル

すべてが変わっているのに、判断基準だけが昔のまま。

結果、

  • 値上げできない
  • メニューを減らせない
  • 人を減らす決断だけ早い

という、歪んだ意思決定が起こります。

 

感覚経営が引き起こす、よくある失敗

「忙しいのに儲からない」

典型例です。

  • 客数は多い
  • 単価が低い
  • 原価が高い
  • 人が足りず回転率が悪い

それでも「忙しい」ため、問題に気づけません。

数字で見ると赤字なのに、体感では「頑張っている店」。

これが一番、立て直しが遅れます。

 

「売上が落ちた=値下げ」

感覚経営の店は、売上が落ちるとすぐに価格を触ります。

しかし、

  • 客数が減っているのか
  • 単価が下がっているのか

を分けて見ていないため、的外れな対策になりがちです。

値下げは一時的に客は増えても、体力を確実に削ります。

 

数字経営は「難しいこと」ではない

誤解されがちですが、数字経営=難しい経営ではありません。

最低限、見るべきはこの3つです。

  1. 客数
  2. 客単価
  3. 売上=客数×客単価

これを「昨日」「先週」「先月」と比べるだけでも、感覚経営から一歩抜け出せます。

さらに、

  • 時間帯別
  • 曜日別

を見るようになると、「忙しい」の正体が見えてきます。

 

感覚を“捨てる”のではなく、“裏付ける”

大事なのは、感覚を否定することではありません。

現場の直感は、長年の経験から生まれる貴重な資産です。

ただし、感覚だけで決める
感覚を数字で確かめる

この違いは、経営結果に大きく影響します。

感覚に
数字という「地図」を持たせることで、
初めて再現性が生まれます。

 

コンサルタントとして現場で感じること

売上が伸びない店ほど、真面目で、頑張っています。

だからこそ、

  • もっと良くしたい
  • でも何が悪いか分からない

という状態に陥ります。

問題は、
努力の量ではなく判断の材料です。

感覚から構造へ。
ここを変えるだけで、店は静かに、確実に変わります。

スポンサーリンク
💬 Facebookで最新情報を見る