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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

初めての飲食店開業で“絶対に削ってはいけない経費〜意外性のある実務の話〜

飲食店の開業相談で、最初にぶつかる壁は「予算」です。

どのオーナーも「できるだけ初期費用を抑えたい」と考えます。

しかし、何百件と飲食店を見てきた経験から断言できるのは、“削った瞬間にリスクが爆上がりする経費”が存在するという事実です。

初めて開業する人ほど、「そこを削る!?」という意外なポイントで失敗してしまいます。

この記事では、飲食店コンサルの現場で本当に多い“削ったことで致命傷になった経費トップ3”をくわしく解説します。

 

① 衛生管理にかかる経費を削る(=悪評が一生残る)

はっきり言います。

衛生面でついた悪評は、一生消えません。

Googleマップでは特に顕著です。


しかし、初めての開業でよく削られがちなのが…

 ・清掃業者の初期クリーニング

 ・グリスト清掃

 ・排気ダクトの点検

 ・害虫駆除の初回施工

これらを“なんとなくで”削る店は本当に多い。

 

■結果どうなるか?

・ゴキブリ

・異臭

・油煙トラブル

・近隣からの苦情

・最悪は保健所からの指導


これらは一度起きると店の評判が一気に悪化します。


とくにSNS時代は、

「この店、不衛生だった」と投稿されると、それだけで来客が止まる。


衛生トラブルは、

売上を10万円上げるより、10万円かけて防ぐほうが価値が高いと言い切れるほど重要なのです。

 

② レジ・ハンディ・予約システムなどの“デジタル部分”を削る(=回転率が下がる)

小規模店ほどやりがちな失敗がこれです。

 「最初はメモと電卓でいい」

 「予約は電話だけでなんとかなる」

と考えて、

 ・POSレジ

 ・ハンディ

 ・予約システム

 ・オーダーシステム

を削ってしまう。

しかし、この判断は!売上の天井を勝手に作る行為です。

 

■繁忙時の“手書き”はミスの連発

 ・オーダー通ってない

 ・ダブルブッキング

 ・会計ミス

 ・提供漏れ


これらが起きると、客は静かに怒ります。

そして二度と来ません。


さらに、デジタル化しないことで

改善点が見えなくなるという致命的欠点もあります。


例えばPOSがあれば、

 ・何が売れたのか

 ・何分で回転したのか

 ・どの時間帯にスタッフが必要か

などがデータとして見えるため、店の改善が加速します。


デジタルを削ると…

“勘と経験だけの経営”に戻り、弱者の戦い方しかできなくなる。

初期費用10〜20万円で導入できるPOSは、その何倍もの失敗を防いでくれます。

 

③ 開店後3ヶ月の運転資金を削る(=一発赤字で終了)

もっとも削ってはいけないのに、ほとんどの人が削るのがこれ。

飲食店は、たとえ繁盛店でも開業初月は赤字が当たり前。

2ヶ月目で黒に近づき、3ヶ月目でやっと安定してきます。

しかし、準備段階で

 ・内装

 ・厨房

 ・家具

 ・食器

 ・看板

に使いすぎて、運転資金がスカスカになる人が非常に多い。


そして、開業して2週間後にこうなる。

 ▶「今月、仕入れ代払えないんですが…」

 ▶「アルバイト代どうしましょう…?」

これは珍しい話ではなく、日常的にある相談です。

 

■結論:3ヶ月分を残せないなら開業は延期したほうがいい

家賃30万・人件費50万・仕入れ50万の店なら

最低でも月130万 × 3ヶ月=390万円は必要。

これを削った店は、生存率が極端に下がります。

 

まとめ:削るべきは内装であって、“運営の土台”ではない

飲食店の開業資金でやるべき優先順位は、実はこうです。

【1位】衛生管理(削ると即死)

【2位】デジタル基盤(削ると回転率が下がる)

【3位】運転資金(削ると3ヶ月で終わる)

【最下位】内装(削っても問題ないことが多い)

 

多くの初心者は、この順番を完全に逆にします。

最下位の「内装」にお金をかけ、最重要の「運転資金」を削る。

これが初期に失敗する飲食店の典型的なパターンです。

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