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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。個人店の現状整理・壁打ち相談 この相談は、 売上を伸ばす方法を教えるものではありません。 集客やSNS、広告の話もしません。 閉店・縮小・継続で迷っている個人店が、 感情ではなく、 数字・状況・体力を整理するための時間です。 一般論ではなく、 「あなたの店の場合」を一緒に言語化します。 ⸻ 対象 ・個人で飲食店を続けている方 ・一人、または少人数で経営している方 ・続けるかどうかを真剣に考え始めている方 ※営業目的・情報収集のみの相談はお受

有給休暇を会社が許可しない場合の対策法 ~出向くべき機関と伝えるべき言葉~

会社が有給休暇の取得を拒否する場合は、まず就業規則を確認し、証拠となる書類やメールを収集します。それでも解決しない場合は、労働基準監督署や労働組合に相談しましょう。
労働基準監督署への相談は無料で、会社への指導が期待できますが、状況によっては弁護士への相談も検討してください。

1. 有給休暇の権利を再確認する

まず前提として、有給休暇は労働者の当然の権利です。

  • 根拠:労働基準法第39条
  • 条件:
    • 雇用から6か月以上経過
    • 出勤率8割以上
  • 日数:初年度10日、以降勤続年数に応じて増加
  • 雇用形態は問わず、正社員・契約社員・パート・アルバイトすべて対象

また、会社が有給を拒否できるのは 「事業の正常な運営を妨げる場合」に限り、時季を変更できる場合のみ。
完全な拒否(「有給は認めない」「アルバイトに有給はない」など)は違法です。

 

2. 会社が許可しないときの典型的な言い分

現場では以下のような拒否が見られます。

  • 「今は忙しいからダメ」
  • 「アルバイトには有給はない」
  • 「うちの会社は有給を取れない決まりだから」
  • 「みんな我慢してるんだから君も我慢して」
  • 「代わりがいないから無理」

いずれも法律的には認められません。
会社の内部ルールは労働基準法に優先できないため、労基法違反に該当します。

 

3. まずは職場でできる対応

3-1. 書面またはメールで申請

口頭だけでは「言った・言わない」になりやすいため、メールや申請書に残す。

例文:

「○月○日に年次有給休暇を取得させていただきたく、申請いたします。」

これで「会社が拒否した証拠」を残せます。

 

3-2. 「時季変更権」のみ認められることを伝える

会社が有給を拒否してきた場合、こう言うと効果的です。

例文:

「有給休暇は労働基準法で認められた権利であり、会社が完全に拒否することはできません。
もし事業運営に支障がある場合は、法律上は別の日への変更(時季変更)しかできないと理解しています。」

これは角を立てずに、法律を根拠に冷静に伝える方法です。

 

3-3. それでも認められない場合の次のステップ
  • 拒否のやりとりをメール・LINE・録音などで証拠化
  • 相談先へ持ち込む準備をする

 

4. 出向くべき相談先

「会社が有給を許可しない」という状況は、労基法違反の可能性が高いです。
以下の相談先が利用できます。

4-1. 労働基準監督署(労基署)
  • 各地域にある厚生労働省の出先機関
  • 労働基準法違反を監督・是正する役割
  • 無料で相談可能
  • 匿名でも相談できる

出向く際に必要なもの

  • 雇用契約書や就業規則(あれば)
  • 有給を申請した証拠(メール・LINE・書面)
  • 拒否された証拠(録音・メッセージ)

労基署でのやりとりの例

「会社に有給を申請しましたが、認めてもらえませんでした。証拠も持参しました。これは労基法違反ではないでしょうか?」

労基署は調査を行い、会社に「是正勧告」を出す場合があります。

 

4-2. 労働局の総合労働相談コーナー
  • 各都道府県労働局に設置
  • 法律的なアドバイスをもらえる
  • 会社とのトラブル防止のための「助言」や「あっせん制度」もある

相談時の言い方例

「有給を取らせてもらえず困っています。会社との話し合いでは解決しなかったため、今後どのように対応すればよいか相談したいです。」

 

4-3. 労働組合(ユニオン)
  • 会社に組合がない場合でも、地域ユニオンに個人加盟できる
  • 会社に対して団体交渉を行ってくれる
  • 法的な知識がなくても、交渉を代行してくれるので心強い

加入しての活用例

「有給休暇が認められず困っています。組合を通じて会社に交渉していただけますか?」

 

4-4. 弁護士への相談
  • 法律的に厳しく対処したい場合
  • 損害賠償や未払い賃金請求を含めた交渉も可能
  • 初回相談は30分〜1時間無料の事務所も多い

相談時の言い方例

「会社に有給を拒否され続けています。証拠もあります。法的手段を検討したいのですが可能でしょうか?」

 

5. 実際のステップ別対応フロー

  1. 社内で冷静に申請(書面・メールで)
  2. 拒否された場合は証拠を保存
  3. 労基署・労働局に相談
  4. 必要に応じて労働組合や弁護士に依頼
  5. それでも改善しない場合は転職も検討

 

6. 「なんて言えばいい?」具体例まとめ

会社への申請時

「○月○日に年次有給休暇を取得させていただきます。」

(理由は不要。ただし円滑に進めたい場合は「家庭の事情で」程度の説明を加えてもよい)

拒否されたとき

「労働基準法第39条に基づき、有給休暇は労働者の権利であり、会社が完全に拒否することはできないと理解しています。
業務に支障がある場合は、時季変更のみ可能という認識ですが、いかがでしょうか。」

労基署での相談時

「有給休暇を申請しましたが、会社から認められませんでした。これは違法ではないでしょうか。証拠も持参しましたので確認いただけますか。」

労働局のあっせん申請時

「有給を取得したいのに拒否され続けています。会社との話し合いでは解決できなかったため、あっせん制度の利用を希望します。」

弁護士相談時

「会社から有給を一切取らせてもらえず困っています。証拠もあります。損害賠償や法的手段を含めて検討したいのですが可能でしょうか。」

 

7. まとめ

  • 有給休暇は労働者の当然の権利であり、会社が完全に拒否するのは違法。
  • 許可しない場合は、証拠を残しつつ、労基署・労働局・労働組合・弁護士へ相談する。
  • 実際の相談では、冷静に「法律上の権利であること」「拒否された証拠があること」を伝えるのが重要。
  • 職場で改善しない場合、外部機関を利用することが有効。

「泣き寝入り」せず、正しい知識と行動で自分の権利を守ることが大切です。

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