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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

外食業界全体の市場規模は回復傾向にありますが、、、、人がいない、、、

2025年の飲食業界で注目すべきトレンド!
2024年は健康志向やSDGs、多様性が流行りのキーワードとなりましたが、2025年はさらに進化しそうです。健康をより深く意識した栄養素や「進化系」グルメ、ASMR映えする食べ物への人気が期待できるでしょう。

 

外食業界の現状

コロナ禍の影響を受けながらも、外食業界全体の市場規模は回復傾向にあります。しかし、深夜帯の需要が戻りきらないなど、コロナ禍前とは異なる変化も出てきています。

また、消費者の行動も変化しており、日常的な食事は「中食」や「ファストフード」に置き換わりつつあります。その結果、「外食」は特別な日や目的を持った来店という傾向が強まっています。

中食・内食との差別化

中食や内食との差別化を図るためには、「外食ならでは」の価値を提供することが重要です。

インフレへの対応

近年、食材原価や人件費の高騰が続いており、多くの飲食店が経営に苦しんでいます。

 

コースメニュー、デザート、アルコールや付加価値メニュー

引き続き食材、運送、人件費などのコスト高騰が続く中で売価を上げにくい環境の中で、チェーン店中心に「価値」を高める工夫が目立ちます。
直近ではガストやデニーズではフレンチのシェフとタイアップしたメニューを販売していますが、定番商品は値段そのままで値ごろ感を維持しながら、フェアメニューで高単価メニューを増やしています。
私たち生活者にとっては、コースメニュー、デザート、アルコールや付加価値メニューなどを楽しむ機会が増えそうです。

 

少しずつ色々メニュー

おひとりさま使いを意識した取り組みが増えています。
おひとり様向けの焼肉屋さんの人気は言わずもがなですが、大箱の居酒屋やファミレスでカウンター席を用意するなど居心地の工夫に加え、メニュー構成でもおひとり様を想定したものが増えています。
複数人いれば色々注文して取り分けて楽しめますが、1人だとそれができないのが残念。ただ主菜のハーフサイズを用意したり、ちょっとずつ色々食べられるおばんざい的なメニューを準備するお店が増えました。
店舗側にとっては「ちょっとずつ色々」はオペレーション負荷は増えますが、それ以上にお客様体験を高められる取り組みですね。

 

大手企業の業績好調

2024年の飲食業界は、大手企業の躍進と新たな動きが目立つ一年でした。

まず、大手企業によるM&A(合併・買収)が拡大。特に、すかいらーくグループが「資さんうどん」を買収した事例は大きな注目を集めました。さらに、立呑みブランドの光フードサービスや肉寿司を展開するガーデンなど多くの企業が上場し、競争激化が進んだ年と言えます。

一方で

小規模店舗や個人経営の飲食店は厳しい状況に。食材費や固定費の値上げにより利益率が低下し、廃業に至るケースもあり、倒産件数は過去最高ペースに達しました。

こうした背景から、店舗ブランディングやSNSマーケティングもより重視され、独自の成長戦略が模索された年と言えるでしょう。

 

流行グルメとスイーツ

2024年の飲食業界では、健康志向や多様性、SDGsを意識した商品が大きな注目を集めました。特に、ヴィーガン料理やノンアルコールドリンクは多様なライフスタイルに対応する選択肢として人気に。また、SDGsを意識した取り組みは企業のブランド価値を高める重要なポイントとなりました。  

食事ジャンルでは

ごちそうおにぎりや創作ラーメンなど、定番メニューをアレンジした商品が話題に。また、格安うなぎや激安居酒屋が続々と出店し、物価上昇の中でも高いコストパフォーマンスを発揮しました。

 

スイーツでは

フルーツを贅沢に使った特別感満載のメニューが大人気。
アサイーボウルやシャインマスカットボンボン、りんご飴などがZ世代を中心に注目を集めました。

 

2025年飲食業界トレンド予測

2024年のトレンドを踏まえ、2025年はどのような変化が期待されるでしょうか。

栄養やSDGsにいっそう注目

2025年は健康をより深く意識した、栄養豊富な食材やメニューにいっそう注目が集まりそうです。

たんぱく質や食物繊維、ビタミンなどを豊富に含む食品は、健康意識の高い層から広く支持されています。特に、たんぱく質は世界市場において2030年頃まで成長が見込まれている注目の栄養素。動物性たんぱく質だけでなく、大豆や穀類といった植物性たんぱく質も今後ますます人気を集めるでしょう。

また、SDGsへの取り組みが普及する中、海藻類が新たな注目を集めています。海藻類は低カロリーで栄養豊富なだけでなく、実は成長過程でCO2を吸収する生物。環境負担を減らすため、農林水産省のフードテック事業でも一目置かれる存在です。

これらの食品が、サラダの具材やお菓子、プロテインバーなどの形で広がれば、その手軽さから新たな人気が期待できます。

 

SNSで聞き心地の良い食感

近年、SNSでは咀嚼音に特化したASMRコンテンツが大人気!サクサクやバリバリといった心地よい音が、バズを生むことも珍しくありません。

こうしたトレンドが後押しし、「食感の楽しさ」はSNS購入動機の一つとなります。サクサク&ふわふわ、パリパリ&もちもちといったハイブリッドな食感も、お客様の体験価値を高めるポイント。食べて楽しく、聞いて心地よい商品に今後ますます注目が集まるでしょう。

 

2025年のトレンドを大胆予測

なんとなく気になるものをここではご紹介。気になる方は検索してくださいね。

ドバイチョコレート

トウモロコシの粉から作られるパリパリの乾麺「カダイフ」に、濃厚チョコとピスタチオを組み合わせた贅沢スイーツです。韓国ではすでに人気沸騰中で、トレンドに敏感なZ世代の注目を集めています。

カダイフのパリパリ食感とチョコレートのまろやかな味は、まさにハイブリッドな食感で、体験価値の高いお菓子。販売時は中東風のエキゾチックなパッケージデザインを取り入れることで、お土産利用やSNS映えが期待できます。

進化系餃子

2024年から成長中の進化系餃子は、独創的なアイデアと多彩な味わいが魅力です。アジアンテイストの餃子や全粒粉入りの生地といった新感覚の餃子が登場し、Z世代から中高年まで幅広い層に支持されています。

東京で3店舗を展開する「和合餃子」は、ラム肉パクチー水餃子や真っ黒なビジュアルの黒焼き餃子など、創作メニューで大人気!共通の食材で、水餃子や焼、揚げ餃子など多彩なアレンジができるため、集客力を高める絶好のメニューと言えます。ボリュームや見た目も工夫することで、SNSでの拡散が狙えるでしょう。

サワードウ

サワードウは、発酵ならではの酸味と香ばしさが魅力のパン酵母。天然素材やオーガニックへの注目が高まる中、自然発酵で作られるサワードウのパンが人気を集めそうです。

その特徴は、市販の酵母を使用せず、調理時に自然発生する天然酵母や乳酸菌を使って生地を膨らませること。乳酸菌独特の酸味ともっちりした食感は、さまざまな料理と相性抜群です!店舗では、サンドイッチやデリ付きプレートなどで展開することで、幅広い層からの注目が期待できるでしょう。

腸活グルメ

腸内環境を整え、美肌や免疫力向上も期待できる「腸活グルメ」は2025年の注目トレンド。健康志向の高まりを背景に、麹や味噌など発酵食材を使用した食べ物やスイーツが続々登場しています。

外食チェーンでは、薬膳たっぷりの「七宝麻辣湯」が店舗数を拡大中で、今後ますます人気に火がつく予感。発酵食材を活かした特製メニューや美容に訴求した広告を展開することで、新しいお客様を呼び込むチャンスが広がります。

低アルコール飲料

2024年にノンアルコール市場が過去最大規模を記録したことから、2025年も引き続き成長が見込まれます。

低アルコール飲料は、お酒が苦手な方や軽く飲みたい層にウケが良く、年齢や性別を問わず人気拡大中。ランチからディナーまで、幅広いシーンで楽しめる点もポイントです。

飲食店では季節限定フレーバーや料理とのペアリング提案を取り入れることで、お客様の満足度向上が期待できます。

 

当地食材を活用したグルメバーガー専門店

いまや1,000円超えのハンバーガーは当たり前です!大型公園や海・山などの景色がいい物件の活用と相性◎県内外から地域にお客様を呼び込むことができるモデルです。

 

最後に

毎年トレンドが変わるのは普通のことなのことかもしれないが、日本は倍速で進んでいる。
提供する側は本当に大変です。常に色々なところにアンテナを張り巡らし情報を入手しなければ生きていけない。

しかし問題はそこではなく、人員育成が本当は先なのに、誰も気づいていない。気づいていても常に後回し、任せっぱなし。。。

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