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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

子どもから大人まで、年代を問わずに愛されているマヨネーズ

そのままかけるだけではなく、食材と和えたり炒めたりしても使える万能な調味料です。
しかし、「カロリーが高い」「太りそう」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。強者!マヨラーまで居る!

 

マヨネーズとは?

植物油・卵・酢などを主な原料として、調味料・香辛料を加えて混ぜ合わせた半固体状ドレッシングのことです。
18世紀半ば、「メノルカ島(スペイン)」での出来事です。当時イギリス領だったこの島にフランス軍が攻撃をしかけました。

その指揮をとっていたのがリシュリュー公爵

戦火の中、公爵は港町マオンで料理屋に入り、お肉に添えられたあるソースに出会いました。

そのソースを気に入ったリシュリュー公爵は、後にパリでそのソースを「マオンのソース」として紹介。それが「Mahonnaise(マオンネーズ)」と呼ばれ、その後「Mayonnaise(マヨネーズ)」となりました。これがマヨネーズの最も有力な起源説といわれています。

 

日本で初めて

マヨネーズが製造・販売されたのは1925年(大正14年)です。

戦前は高級品で生産量は多くなかったですが、特に戦後の高度経済成長期には食の洋風化に伴い飛躍的に生産量と消費量が伸びて、家庭の欠かせない調味料として定着していきました。

また、日本で初めて液状のドレッシング(フレンチドレッシング)の発売は1958年(昭和33年)です。

 

マヨネーズの種類

全卵型

クリーミーな食感とすっきりとした味わいが特徴です。
見分け方
原材料名に“卵”と表記されています。


卵黄型

全卵を用いて作られたものと比べコクがあり、しっかりとしたうま味を持っているのが特徴です。 全卵より味が濃厚なため、全卵型との使い分けがおすすめです。
見分け方
原材料名に“卵黄”と表記されています。

 

通常マヨネーズの糖質とカロリー

マヨネーズには全卵タイプと卵黄タイプの2種類があります。全卵タイプは卵の黄身と白身の両方を使用しているため、さっぱりとした味わいが特徴です。一方の卵黄タイプは濃厚な味わいとなっています。
全卵タイプのカロリーは668kcal、糖質3.6gです。一方、卵黄タイプはカロリー668kcal、糖質は0.6gとなります。どちらもカロリーは変わりませんが、糖質量で大きく差が出ています。

カロリーハーフマヨネーズの糖質とカロリー

マヨネーズにはカロリーを抑えた商品、カロリーハーフマヨネーズも販売されています。商品によって栄養成分は変わりますが、文部科学省が定める食品成分表には低カロリータイプとしてまとめています。カロリーは低いものの、糖質量が卵黄タイプより高いことが分かります。これはカロリーを抑えても美味しく食べれるように、砂糖や添加物が多く含まれているためです。

 

マヨネーズに含まれる代表的な栄養素4つ

代表的な栄養素は以下の4つです。

脂質
レシチン
ビタミンE
ビタミンK

 

脂質

マヨネーズには植物油が使用されているため、脂質が多く含まれます。植物油には不飽和脂肪酸のリノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸などの脂肪酸が多く含まれています。
このうちリノール酸とα-リノレン酸は体内では合成できない「必須脂肪酸」です。α-リノレン酸は、血中中性脂肪を下げるEPA(エイコサペンタエン酸)、脳細胞の活動を支えるDHA(ドコサヘキサエン酸)などに変化します。

 

レシチン

マヨネーズに含まれる栄養素の中で、最も特徴的なのはレシチンという成分です。レシチンには大豆レシチンと卵黄レシチンの2つの種類がありますが、卵から作られているマヨネーズには卵黄レシチンが含まれています。
レシチンは乳化作用がある成分です。摂取すると血中の悪玉コレステロールを乳化して分解するので悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化のリスクを低減します。
また、レシチンを構成する成分にコリンがあります。コリンは脳機能をサポートする働きがあり、レシチンを摂ることで認知症やアルツハイマー病の予防に繋がります。

 

ビタミンE

マヨネーズにはビタミンEが含まれています。ビタミンEは「若返りビタミン」と呼ばれるほど強い抗酸化作用があるのが特徴です。
細胞の酸化を防ぐ働きがあり、加齢による肌や血管の老化を防止するためアンチエイジング効果が期待できます。血行を良くする働きもあるので、摂取すると肩こりや冷え性の予防・改善にもなります。

 

ビタミンK

ビタミンKは、出血した時の血液凝固に関わるビタミンです。傷口を素早く止血して出血を抑える作用を持っており、ビタミンKが不足すると鼻血や血尿が出ることもあります。
また、ビタミンKはカルシウムの働きをサポートしてくれます。ビタミンKを摂取すると骨を丈夫にして骨粗しょう症の予防・改善が期待できるため、ぜひ積極的に摂取しましょう。

 

マヨネーズは太る?

カロリーが高いため、太るイメージを持っている方もいるでしょう。ダイエット中はマヨネーズを避けている人も多いのではないでしょうか。。
しかし、マヨネーズを食べることが必ずしも太るわけではりません!少し安心しました。

食べすぎなければ!カロリーオーバーになることはありません、糖質も低いためです。その通りですね。
マヨネーズよりもドレッシングの方がカロリー・糖質・脂質ともに高くく、塩分の摂り過ぎにもなります。サラダを食べる時に、マヨネーズを避けてドレッシングを使っていても太る可能性はあるでしょう。
マヨネーズはルール?を守って使用すれば太る可能性は低く、他の食材の味を引き立てる便利な調味料になります。

 

マヨネーズで太る3つの原因

マヨネーズを食べたからといって、必ずしも太るわけではありません。しかし、「実際に太ったんだけど」という方もいるでしょう。マヨネーズで太る主な原因は以下の3つです。
マヨネーズで太る原因

 食べ過ぎ
 揚げ物にかけている
 カロリーオフ商品は糖質量が高い

1.食べ過ぎ

マヨネーズで太る1つ目の原因は、食べ過ぎです。マヨネーズはどのような料理にも合って美味しく食べらるため、ついかけ過ぎてしまう方もいるでしょう。
しかし、マヨネーズはカロリー・脂質ともに高いため、何にでもマヨネーズをかけて食べているとカロリーや脂質の摂り過ぎで太る可能性があります。マヨネーズを使う際には、使う分量に注意してください。

2.揚げ物にかけている

マヨネーズで太る2つ目の原因は、揚げ物にかけているです。揚げ物は高カロリーで、脂質も多く含まれています。

重量 含まれる脂質量
 ロースとんかつ 1枚(約120g) 43.0g
 ヒレとんかつ 1枚(約120g) 30.3g
 鶏の唐揚げ 5個(約150g) 27.1g
 イワシフライ 1枚(約80g) 24.2g
このように、揚げ物の脂質はどれも高めです。揚げ物にマヨネーズをかけると、1食だけで1日に必要な脂質量をオーバーしてしまう可能性があります。
なお、タルタルソースにもマヨネーズは使用されています。揚げ物を食べる際は、マヨネーズやタルタルソースを避けるのも1つの選択肢です。

3.カロリーオフ商品を使用している

マヨネーズで太る3つ目の原因は、カロリーオフ商品を使用しているです。前項でも解説したように、カロリーオフの商品はカロリーは低いものの糖質が高い傾向にあります。
これはカロリーオフでも美味しく感じるように、砂糖を入れているためです。カロリーオフ商品を普通のマヨネーズと同じように使うと、1日の糖質の摂取量が多くなって太る可能性があります。
実は、カロリーハーフマヨネーズは、正式なマヨネーズではありません。今回はくわしく解説しませんが、マヨネーズの定義から外れるためです。カロリーオフ商品は、マヨネーズとして使うよりもマヨネーズ風調味料と考えた方が良いかもしれません。

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