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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

炊飯器の早炊き機能とは?どれくらい早い?

毎日忙しく過ごしていると、うっかりごはんを炊くのを忘れていた…ということもありませんか?そんなときに助かるのが、炊飯器の「早炊き機能」!どうして、早炊きコースだと時間短縮できるのか、知っていますか…?
早炊きにかかる時間やごはんの仕上がり、電気代の違いなど、早炊き機能についてのいろいろ気になるところが多いですね!

 

 

炊飯器の早炊き機能とは?どれくらい早い?

現在販売されている炊飯器には「早炊き機能」が搭載されているものが多いです。早炊き機能とは、ごはんが短時間で炊ける機能のこと。メーカーによって名称は異なり、「高速」「特急」「急速」「うま早」「お急ぎ」などと表記されている場合もあります。

早炊きモードに設定

ごはんを炊いた場合、米の量にもよりますが、炊きあがりまでの時間は20~40分ほどになります。一方、通常モードで炊飯した場合の時間は50~60分くらいが一般的。早炊き機能を使うと10~20分ほど短い時間でごはんが炊けるということです。
また、急いでご飯を炊くためにさらに炊飯時間を短くしたいなら、炊飯器の合数の中間量(5合炊きなら2.5合)より少ない米の量がおすすめ。通常モードの約半分の時間で炊飯が可能です。

「ごはんを炊くのを忘れていた」「帰宅時間が遅くなって、作る時間があまりない」といった場合に、早炊き機能を使うと短時間でごはんが炊けるのでとても便利です。

 

早炊きのポイントは「吸水」と「蒸らし」!

普通炊きよりおよそ20分ほど早く炊ける、早炊きコース。外から見ているだけではどうして早く炊けるのかわかりませんが、時短のポイントはどこに隠されているのでしょうか…?

一般的に

炊飯器でごはんを炊くときには「吸水、沸騰、炊き上げ、蒸らし、保温」という順番で調理の工程が進んでいきます。早炊きコースに設定すると、この工程の中の「吸水」と「蒸らし」の時間が短縮されます。

吸水時間が短いと

お米に浸透する水の量が減るため、少し固めに炊きあがります。
また、旨みや甘みが普通炊きのごはんに比べてやや少なく感じることも。
また蒸らし時間が短くなると、水分が飛びきらないので少し水っぽい仕上がりになることもあります。
味わいや固さに少し違いがあったとしても、急いでいるときに早く炊けるのはとってもありがたいですよね!状況によって「早炊き」と「普通炊き」をうまく使い分けるのがよさそうです。

 

普通の炊飯と早炊きはどこが違う?

早炊き機能を使うとなぜ短時間でごはんを炊くことができるのでしょうか? 早炊きモードにすると通常モードで炊飯したときに比べて味は落ちてしまうのでしょうか?

1.工程にかける時間が違う

まずは炊飯器でごはんを炊くときの工程を確認しておきましょう。
1.水の温度を上げて米に水を吸収させる
2.水の温度をさらに上げて沸騰させる
3.沸騰を持続させてごはんを炊く
わたしたちは洗った米を炊飯器にセットしてボタンを押すだけですが、炊飯器の中ではこの4つの工程が行われています。炊飯器にセットする前に浸水させる時間を設けている方も多いと思いますが、実は浸水の工程は炊飯器が自動で行ってくれているのです。ごはんが炊けたあとの蒸らしまですべて済ませてからブザーが鳴るので、炊飯器を開けてすぐにごはんを食べることができます。

普通炊きモードで炊飯した場合、50~60分ほどかけて吸水から蒸らしまでの4つの工程を行います。一方、早炊きモードに設定して炊飯した場合、1の「米に水を吸収させる」工程と、4の「炊きあがったごはんを蒸らす」工程にかける時間が短縮されます。それでトータルの時間を20~25分に短くしているのです。

2.炊きあがりの食感が違う

早炊きモードに設定すると、ごはんを炊く前の浸水の時間と、炊きあがったあとの蒸らしの時間が短くなるので、どうしても食感は普通炊きモードのごはんとは変わります。吸水時間が短い分、ややかためになることが多いようです。

また、蒸らし時間が短いということは表面に水分が残りやすいので、ごはんがベチャっと水っぽく感じられる場合もあります。このように、早炊きモードで炊飯すると、普通炊きモードで炊いたときとは炊きあがりの食感は多少異なります。

3.電気代は違う?

早炊きモードと普通炊きモードで電気代に違いはあるのでしょうか。早炊きモードは炊飯時間が短い分、電気代は安くなりそうなイメージがありますよね。でも実際は、早炊きモードと普通炊きモードの電気代に大きな差はないようです。

早炊きモードで短縮している浸水と蒸らしの工程では、そもそも大きな電力は使われていないのが一般的です。そのため、浸水と蒸らしにかかる時間を短くしたからといって、電気代はそれほど大きく変わらないというわけです。むしろ炊飯器によっては、短時間でごはんを炊くために、急激に温度を上げる機種などもあり、普通炊きモードより電気代が高くつく場合も。節約のために早炊き機能を利用するのはあまり意味がないので、電気代が気になる方は、省エネ機能の付いた炊飯器を選ぶのがおすすめです。


早炊きでごはんを美味しく炊くコツ

早炊きモードに設定してごはんを炊くと、普通炊きモードで炊いたときとは食感が変わってしまいますが、ちょっとしたコツを押さえておくと、早炊きモードでもごはんを美味しく炊きあげることができます。

普通炊きモードで炊飯する場合

お米をセットしてスタートボタンを押すと浸水の工程が始まります。先に説明した通り、早炊きモードで炊飯した場合はその浸水の工程が短縮されるため、ごはんがかために仕上がる傾向があります。

それを防ぐために、早炊きモードでごはんを炊くときには、米を洗ったあと炊飯器にセットする前に浸水させる時間を設けるといいでしょう。浸水させる時間は大体15分ほどが目安です。
20~40分の早炊きモードの時間に加えて浸水させる時間の15分が余分にかかってしまいますが、それでも普通炊きモードで炊くよりは少し時短になります。美味しく早くごはんを炊きたいときにはおすすめの方法です。

 

炊飯器の早炊き機能はどんな時に便利なのか?

家事や育児、仕事などで忙しいご家庭をサポートする便利な機能です。
毎晩寝る前に次の日の朝ごはんの予約をしているというご家庭も多いと思いますが、うっかり炊き忘れて、翌朝「ごはんがない!」と慌てたことはありませんか? 
朝食用のごはんはあったけど、お弁当用のごはんが足りないということもありますよね。そんなときも早炊き機能を利用すれば、他の準備をしているうちにあっという間にごはんが炊けるので助かります。

仕事で帰り時間が遅く!

おなかペコペコで「今すぐごはんが食べたい!」という場合も、短時間でごはんが炊けるのは便利です。
早炊きモードをセットしてから、おかずの準備に取り掛かれば、おかずのできあがりに合わせて炊飯完了。おなかを空かせた子どもが騒いでいる、なんてときにも早炊き機能があると重宝します。

 

普通炊きと早炊きでは味に違いはある?

せっかく早く炊けたとしても、炊きあがったご飯が美味しくなかったら嫌ですよね。

普通炊きと早炊きでご飯の味の違いはあるのでしょうか?

ご飯は炊飯前にお米に水をしっかり吸収させることで、お米に含まれるでんぷん質がアルファー(糊)化し、弾力や粘り、旨みと甘味が増すと言われています。

そのため吸水時間を省く早炊きは、普通炊きと比べてお米への水の浸透が少ないために、少し固めに炊きあがることになります。

さらに蒸らし時間も省くため、個人の好みもありますが水分が飛びきらずに少し水っぽいと感じる方もいるようです。

ただし最近の炊飯器はとても性能が良いため、大きな味の違いはないと言われています。

特に炊きたてのご飯の場合は

普通炊きでも早炊きでもほとんど変わらない美味しいご飯が食べられます。
時間が経つと早炊きのご飯の方が味が落ちやすいと言う声も多いため、早炊きの場合は長時間の保温は避け、できるだけ早く食べるのがおすすめです。

 

 

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