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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

イッキ飲みは、最悪の場合、死に至ることもあります!

飲酒による事故や喧嘩など多くなることも多い飲酒。
特に、イッキ飲みなど短時間の大量摂取は、アルコール濃度の高い血液が脳に流れ大脳全体が麻痺し、呼吸中枢が麻痺し死に至る危険もあります(急性アルコール中毒)。

お酒は飲み始めてから酔いがまわるまでは比較的時間がかかりますが、短時間で昏睡から死に至ることもあります。イッキに飲むと脳の麻痺もイッキに進みます。体の様子を見ながら飲む量をコントロールすることが必要です。また、アルコールは多かれ少なかれ体にダメージを与えますので、お酒に強いと思う人もほどほどにしましょう。

 

急性アルコール中毒とアルコール依存症は違うの?

急性アルコール中毒は、短時間に多量のお酒を飲むことにより血中アルコール濃度が急上昇して、脳に影響を与える状態をいいます。
アルコール依存症はかつて慢性アルコール中毒と呼ばれていました。現在でも俗に「アル中」と呼ばれることがあります。しかし、アルコール依存症はアルコールの飲み方を自分でコントロールできなくなってしまった状態であり、急性アルコール中毒とは異なる状態を指します。

 

急性アルコール中毒を防ぐには?

大人には、食事や宴会などでお酒を飲む機会が少なくありません。では、どの程度から急性アルコール中毒の危険が高まるのでしょうか。
性別や個人差、健康状態や環境によっても異なりますが、一般的には「爽快期~ほろ酔い」になるくらいの量、血中アルコール濃度0.02~0.1%まで(純アルコール量なら20g程度まで)なら、急性アルコール中毒になる危険は低いといわれています。

 

アルコール量の計算式=お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8

 

女性は男性より、高齢者は若者より、体格の小さい人は大きい人より、体内の水分量が少ないため、同じ量を飲んだときの血中アルコール濃度が高くなります。そうした方はこの表よりも少なめにするよう心がけましょう。

 

お酒に強い体質

体内に入ったアルコールを分解する肝臓の酵素の働きで決まります。お酒を少し飲んだだけで顔が赤くなる方は、アルコールを分解する酵素の働きが弱く、酔いやすい体質です。この体質は遺伝的なものなので、飲酒の経験を積んだからといって簡単に変わることはありません。
人によっては、ほんのひと口のお酒でも重症化することがありますので、本人が慎むのはもちろん、周囲の人はお酒を勧めないようにしましょう。ましてお酒の無理強いは、絶対にしてはいけません。

 

楽しく安全に飲むための「飲酒3か条」

(1)自分の適量、その日の体調を把握する

風邪薬や花粉症の薬などを飲んでいる場合は、アルコールを控えるか事前に医師に相談するようにしましょう。

(2)イッキ飲みはしない、無理強いはしない・させない

イッキ飲みなど、短時間に多量のお酒を飲むと、血中アルコール濃度が急激に高くなるため、急性アルコール中毒の危険性も高まります。飲酒を強要するのもダメです。

(3)お酒が飲めない体質の方

周囲の人に「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておく。
お酒が飲めない方は、その旨を事前に周囲の人に伝えておきましょう。
もし無理強いしようとする人がいても、他の人がたしなめてくれることがあります。

 

飲むときは食べながら

食事をとりながらお酒を飲むことで、胃を守り、アルコールの吸収を緩やかにします。強いお酒は水や炭酸水などと併せて
アルコール度数の高いお酒は胃への刺激が強く、血中アルコール濃度が速く上昇してしまいます。アルコール度数の高いお酒を飲むときは、水割りなどにしたり、水や炭酸水などアルコールを含まない飲み物と交互に飲むなどして楽しみましょう。

 

もし、友達が飲んで倒れたら…

意識がもうろうとしている人に無理に吐かせると、吐いたものが逆流して喉につまり、窒息する可能性があるなど、大変危険です。
大声で呼んでも反応しない時は、ただちに救急車を呼びましょう。119番の際は、住所や目印を伝えることを忘れずに。救急車が到着するまで横向きに寝かせ、必ず誰かが付き添うようにしましょう。

 

急性アルコール中毒になったら?

もし一緒に飲んでいる人が次のような状態になったら、急性アルコール中毒の可能性があります。次のように対処してください。

反応がない場合は救急車を手配して
お酒を飲んで次のような症状になったときは、命にかかわるおそれがあります。すぐに119番に通報して救急車を呼んでください。

意識がない。ゆすっても、呼びかけても反応しない
全身が冷えきっている
呼吸がおかしい
大量の血や、食べ物を吐いている
倒れて口から泡を吹いている

 

酔いつぶれた人を介護するときは…

(1)一人にせず、誰かが必ず付き添う

必ずだれかが付き添い、一人にしないようにしてください。呼吸をしているか、脈があるかを時々確認しましょう。

(2)横向きに寝かせる(回復体位)

意識を失った場合、あお向けに寝かせていると、おう吐したもので窒息する可能性があるため、顔を横に向けて寝かせましょう(回復体位)。
おう吐しているときは、吐いたものをよく拭き取りましょう。なお、自分で吐けない場合は、無理に吐かせないようにしてください。
ネクタイやベルトをしている場合は、それらを外し、衣服をゆるめて楽にしましょう。

(3)体を温める

急性アルコール中毒になると体温が下がります。体温低下を防ぐため、上衣や毛布などをかけて保温しましょう。 意識がある場合は、水やお茶、スポーツドリンクなどを飲ませましょう。水分補給と血中アルコール濃度を下げるのに有効です。

 

身体発達の阻害

イッキ飲みは、最悪の場合、死に至ることもあります。
生命に影響がなかった場合でも、からだのいろいろな臓器の発達に悪い影響を与えるからです」「科学用語で『プログラム・デス』といい、『からだのどこどこの細胞は何才までに死ぬ』というメカニズムがあるのですが、イッキ飲みは、短時間のうちに過度の飲酒をするため脳細胞が麻痺・破壊され減っていきます。

 

生命の危険 身体機能が停止してしまう

脳の各部分はいろいろな機能をもっています。『延髄』は、肺や心臓を動かす役割をもっていて、生命を維持する上で最も重要なものです。
それが、昏睡状態になると麻痺してしまい、その結果呼吸停止、心 臓停止などにおちいることになります。急性アルコール中毒で亡くなった人の半数がこの例です。
一般的に、血中アルコール濃度が0.42%を越すと、死亡する可能性が高くなると言われています

 

体重を60キロとすると、

身体の7割は水分だから、42キロが体内中の水分となります。計算の簡便化のために、0.42%を0.4%とすると、42,000cc×0.004=168ccだから、体内中に純粋アルコールで168ccを短時間のうちに取り入れると、死亡する可能性が高いと言えます。
これは、ビール(アルコール分5%)で換算すると3.4リットル(大ジョッキで約3杯ぶん)、日本酒換算で1.1リットル(約6合ぶん)、ウイスキー換算で0.4リットル(ボトル約半分)にあたります。

 

普通の人が

ビールをコップ1杯ぶん分解するのに1時間、日本酒1合だと3時間もかかります。
『果糖などの糖分がアルコール分解速度を速くする』という説がありますが、それは、アルコールをアセトアルデヒドに分解する部分の速度を速くするだけに過ぎません。
アルコールをアセトアルデヒドに分解しても、そこから酢酸への分解がすすまないと、アセトアルデヒドが飽和状態になり、結局アルコールに戻ってしまうのです。
アルコールの分解をはやくしようとしたら、すべての段階の分解スピードを上げるしかないのです。
このように、思ったよりも少ないアルコール量で人間は死んでしまうものなのです。
そして、イッキ飲みは既にある程度飲んでからすることが多いので、致死量を簡単に越してしまうこともありえるから恐いのです

 

吐物が気道につまって死に至る

少量のアルコールでも死亡する場合があります。泥酔しているときは、上を向いて寝たままでも吐いてしまうことがあります。
口に吐物が入ったまま呼吸をしてしまうと、吐物が気道につまってしまいます。普通なら咳反射で吐きだそうとするのですが、泥酔しているため咳反射ができなくなり、吐物が気道につまったままの状態となってしまい、窒息死につながるのです

少量のお酒でも

起こり得るから注意が必要です。急性アルコール中毒で死亡した人の約半数がこの例です。酔って寝ている人は、ベルトをゆるめ、横向きに寝かせ、酔ってない人がそばについていることが大切です

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