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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

飲み過ぎは認知症を誘発! 記憶を失うタイプは肝臓が過労死する恐れも

酒が入ると、性格が一変する「酒乱」。テンションが上がって宴会が盛り上がる「いい酒乱」もいる一方で、度を越して傍若無人な振る舞いをして大きな問題になるケースもある。
調子に乗って飲みすぎてみんなに迷惑をかけてしまったらしいが、まったく覚えていない……。そんな経験のある方もいるかもしれません。適量のお酒は心を開放してくれ、楽しい気分にしてくれますが、飲み過ぎは多くの弊害をもたらします。「飲酒による記憶障害」もその一つです。

 

酒を飲んだ途端!

性格がガラリと変わり、テンションが急上昇して、きわどい発言を連発したりする「酒乱」。軽い酒乱なら、場が盛り上がって楽しくなることもあるだろうが、人によっては、目が座り、人格が変わったように傍若無人な振る舞いをするケースもある。

 

酒乱を生む要因として

主に遺伝子によるもの(酒乱遺伝子ADH1B*2を持っていて、下戸遺伝子ALDH2*2を持っていないタイプ)、そしてその人が置かれている環境がある

 

酒を飲んだとき酒乱の脳内はどうなっている?

酒乱を生む主たる要因の一つに遺伝子の違いがあり、それが血中のアルコール濃度の上がり方に影響するということだった。そして、血中アルコール濃度が一定値を超えてくると、酒乱と呼ばれる状態になる可能性が高まるという。
では、血中のアルコール濃度が上がったとき、私たちの体内(主には脳だと思われるが)では何が起こっているのだろうか。それが「ガラリと性格が変わったり、驚くような飲み方・振る舞いをする」こととどう関わっているのだろうか。

 

酒乱は、『新しい脳』と呼ばれる大脳新皮質と密接に関わっています

 

酒乱と呼ばれる人

あるいはその可能性がある人にしばしば起こることがあるのが「ブラックアウト」である。いわゆる「酩酊(めいてい)して、記憶が消えてしまう」状態のことだ。個人的な経験でも、酒乱になる人とブラックアウトを起こす人はほぼ一致しているため、酒乱と関係があると思っているのだが、実際はどうなのだろうか。

医学用語でブラックアウトは

酒を飲んだ際、ある時点から後の記憶が消えてしまうことを言います。例えば、泥酔した翌朝、『どうやって家に帰ってきたんだろう?』とか『飲み会のお金払ったっけ?』となることです。

 

ブラックアウトは海馬の障害が原因

では、血中のアルコール濃度が上がると、どういうメカニズムで記憶が飛ぶのだろうか。

ブラックアウト

脳の中にある記憶を司る『海馬』との関わりが深いと推測されます。ブラックアウトの特徴は、本人には記憶がないのに、周囲から見ると普通に行動していると思われること。詳しいメカニズムは現在のところ分かっていませんが、一過性全健忘(丸一日程度の記憶がなくなる疾患)と症状が類似していることから、ブラックアウトは海馬の障害が原因ではないかと推測されます。

 

血中アルコール濃度を急上昇させない飲み方を

ブラックアウトにならないために、急激に血中アルコール濃度を上げない工夫をしましょう。おつまみを食べつつゆっくり飲み、チェイサーのお水を飲みながらアルコールを嗜んで。ただし、ダラダラ飲み続けると、結局は血中アルコール濃度が上がってしまうので、酒量を控えることが最も大切です。医学的見地からいうと、体に害を及ぼしにくい1日の飲酒量は、瓶ビール1本、日本酒1合まで。

 

記憶障害、見当識障害、作話などが起こります

アルコール性認知症の原因の1つであるコルサコフ症候群の症状で、物忘れなどの記憶障害、周りの状況が理解出来なくなる見当識障害などが起こりやすくなります。
ついさっきの事も覚えられず、今何時であるかとか、ここがどこかなどがわかりません。また作話なども記憶障害から起こります。
これは忘れてしまった部分を、覚えているものを繋ぎ合せて埋め合わせようとして起こるものですので、嘘をつこうとして話している訳ではありません。

 

脳のダメージは、早寝早起きでケアしよう

ブラックアウトを起こしやすい体質というのも、まだ解明されてはいません。しかし、軽い意識障害を起こすくらいですから、脳にダメージを与えているのは確か。脳のスムーズな働きは、良質な睡眠によって維持されます。
飲酒直後の眠りは、浅い睡眠になってしまうので、寝る2時間前までにお酒を飲み終え、早寝早起きする生活を維持してください。また、毎晩飲んでいる人は、週に2日は休肝日にしましょう。

 

ブラックアウト直前に!

強いお酒を一気飲みして胃に吸収前のアルコールが残っていたら・・・更に血中のアルコール濃度が上昇して死んでいたかもしれないのです。
お酒好きな方からは、「生きてるから大丈夫」なんて声が聞こえそうですが、考えが甘い!

将来の事を考えると!

大丈夫ではありません。死に至らなくてもブラックアウトは確実に脳にダメージを与え、繰り返すと脳が委縮して認知症の原因になることもあります。
記憶をなくす程に飲み過ぎた事をしっかり反省し、将来の健康(認知症予防)の為にもブラックアウトは、生涯一度きりとしましょう。

 

ビタミンB群で脳神経を健やかに

どうしてもお酒を控えることができないなら、日常的にビタミンB群を摂るように意識して。オススメなのはB1 、B6、B12。脳神経を健やかに保つ補酵素だからです。B1を多く含むのは、豚ヒレ肉、生ハム、豚もも肉など。B6を多く含むのは、ニンニク、マグロ、牛レバーなど。B12を貝類に多く含まれていて、シジミ、赤貝、アサリなどです。

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