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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

毎日の家事に欠かせない食器用洗剤

スーパーやドラッグストアでたくさん並べられた食器用洗剤を前に、どれを購入すればよいか悩んでしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
洗浄力や手にやさしい成分など、食器用洗剤に求めるポイントを絞ると、たくさんの種類のなかから自分にぴったりの商品を選びやすくなり、おすすめです。

 

食器用洗剤に一番求めるポイントを絞る

普段、食器を洗っているときに求めているポイントを絞ると、たくさんの種類がある食器用洗剤のなかから目的のものを選びやすくなります。
たとえば、揚げ物など油を多く使う料理をよく作る人にとっては、油汚れが落ちやすい洗浄力の高さが必要でしょう。あるいは、手荒れに悩んでいる人は、肌にやさしい成分をポイントにして選ぶと後悔しにくいです。
このように、毎日の食器洗い時に「こうだったらもっといいな」と感じていることを基準にすると、満足できる食器用洗剤を選びやすくなります。

以下が、食器用洗剤でよく重視されるポイントです。

  • 洗浄力
    肌へのやさしさ
    洗浄力と低刺激の両立
    コスパの良さ
    環境へのやさしさ

 

絞ったポイントによって成分を選ぶ

自分が食器用洗剤に何を求めているのか分かったら、その目的に見合った成分を確認しましょう。食器用洗剤に使われている成分によって、得られる効果が違います。
たとえば、洗浄力を求めるなら弱アルカリ性や界面活性剤の濃度が高いものがおすすめです。特に、高い洗浄力が必要な人は界面活性剤の濃度が20%以上のものがよいでしょう。ただし、濃度が濃くなるほど、肌への刺激も強くなってしまうので敏感肌の人は注意が必要です。
また、肌へやさしさがポイントなら弱酸性、洗浄力と手肌へのやさしさをどちらも重視したい人には中性というように、重視したいポイントによっておすすめの成分が違います。食器用洗剤を選ぶ際はパッケージに掲載されている成分にも着目しましょう。

 

泡切れ・泡立ちの良さは家計にやさしい

泡切れのよい洗剤は少ない水できれいに泡を流しきれるので水道代の節約になります。また、長く水で洗い流す必要がないので、食器洗いの時間短縮にも効果的です。
家族が多い人やたくさんの食器を洗う人には、泡立ちの良さもチェックポイントの一つ。食器洗いで意外と手間になるのが、洗っている最中に行う洗剤の継ぎ足しです。
泡のついた手では洗剤ボトルをつかむときに滑りやすく、何度も継ぎ足すと洗剤の減りも早くなります。泡立ちが良い食器用洗剤だと、洗剤の継ぎ足しの手間が減らせ、洗剤の節約にもなります。

 

除菌・速乾性などのプラス効果を決め手にする

最近の食器用洗剤は、ただ洗浄力だけでなく、除菌や速乾性などのプラス効果も魅力の一つです。除菌効果がある食器用洗剤は食器の除菌だけでなく、スポンジやまな板の除菌にも使用可能で、匂いを取る効果もあります。
速乾性が高ければ、洗った食器を置いている間に水気が切れ、食器を拭く時間を短縮することが可能です。些細なことですが、毎日の家事のちょっとしたストレスを減らせるのはうれしい効果といえます。

 

ボトルの形状・香りで毎日の使い心地アップ

食器用洗剤ボトルの形状は、主に以下の3つです。

  • スクイズボトル
    ディスペンサーボトル
    スプレーボトル

スクイズボトルが一般的によく見る食器用洗剤の形状ですね。しかし、ボトルを逆さまにして洗剤を出すので、洗剤を継ぎ足す際にボトルを持つ手が滑ってしまうなど、少々使いにくい部分があります。
一方で、ディスペンサーボトルはプッシュ式なのでボトルを置いたままで洗剤を出せます。適量の洗剤が出てくるので、洗剤の使いすぎも防止可能。
スプレーボトルは細かい隙間にも泡が入っていくので、水筒や急須を洗うときに便利です。普段、自分がどのような食器を洗う機会が多いのかも洗剤選びのポイントの一つでしょう。
また、好きな香りを選ぶと、毎日の家事時間が癒しの時間に変わります。レモンなどのさっぱりした香りからベルガモットのようなアロマの香りまで幅広い香りを楽しめるので、洗剤を買い替える度に違う香りを選択すると、簡単な気分転換になりおすすめです。

 

手荒れしにくい食器の洗い方

食器用洗剤での手荒れに悩んでいる人は、食器の洗い方を工夫してみましょう。

手荒れしにくい食器の洗い方

  • 水+洗剤でのつけ置きや新聞紙などでの拭き取りを事前にして洗い時間を短縮
  • 自分が使いやすい厚みのゴム手袋をはめて素肌を守る
  • 食器洗い後は流しに設置したポンプ式のハンドクリームをこまめに塗る

食器の洗い方を少し工夫するだけで、手肌への負担を減らすことが可能です。

 

野菜や果物も洗える

昭和30年代の初め頃から登場した台所用洗剤は、食生活の洋風化が進んで油汚れが増えるなど、水洗いだけではきれいに洗えなくなった食器を洗う洗剤として普及しました。
また、野菜や果物も洗えるというのが、大きな訴求ポイントでもありました。当時は、野菜や果物についた回虫の卵や農薬なども、台所用洗剤で洗えばきれいになり安心できるという、食生活の衛生上からの役割も大きかったのです。

食器を洗うこと、食物を洗うことを目的とした台所用洗剤は、食器や食物に付着して口に入ることも想定されます。
そのため、台所用洗剤は食品衛生法上の規制を受けなければなりません。つまり、酵素や漂白剤は含んではならず、香料も食品衛生法施行規則に定めるもの以外は使えません。逆にいうと、この条件を満たすもの以外は、いかなる洗剤であろうと野菜や果物を洗うのに使用することはできなかったのです。
pHにかかわらず、台所用洗剤には安全性上の問題がないことも確認されています。万が一、すすぎ忘れた食器を使う、食器に洗剤が残る、といったことがあったとしても、身体への影響はありませんので、安心してご使用ください。

 

界面活性剤とは

界面活性剤とは、本来、混ざり合わない水と油を混ぜることができる成分で、食品の油や皮脂といった油汚れを落とすはたらきをもっています。
界面活性剤は、石油や牛脂、パーム油といった脂肪酸から作られます。

 

合成洗剤の分類

洗濯用の洗剤のうち、界面活性剤を30%以上使っているものを「洗濯用合成洗剤」、台所用の洗剤では、界面活性剤を40%以上使っているものを「台所用合成洗剤」と呼ぶルールになっています。
実際に、家にある洗剤や店頭に並んでいる洗剤の成分表示の欄には、「洗濯用合成洗剤」「台所用合成洗剤」と表記されているので、気になる人はチェックしてみてください。

 

 

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