Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

マシュマロはふわふわとした食感が特徴の薬効のない菓子

一般的なマシュマロの原料は水飴、砂糖、コーンスターチ、ゼラチン、卵白、香料等であり、他にゲル化剤などとして、カラギーナン、寒天、ペクチン等が、使われる場合があります。

 

マシュマロの始まりは?

ハーブなんです!

マシュマロとは元来、フランスにおいてmarsh(沼地、湿地)に群生するmallow(あおい属の植物)の根からとれる粘りのある汁に卵白や、砂糖を加え味付けし、軽い泡がたつまで撹拌混合して作られた薬用食品に由来しています。

 

マシュマロの歴史

マシュマロの歴史をみていきましょう。マシュマロの語源となっている植物マーシュマロウの原産地域は、西アジアから北アフリカにかけての地域です。
紀元前2000年ごろエジプトで食べられていたマシュマロのルーツのお菓子はファラオや王族しか口にしてはいけないものとされており、それ以外の人が口にすることは犯罪とされていました。古代エジプト以降もマーシュマロウはハーブ、薬として使用されてきました。
そんなマーシュマロウがスイーツになったのは、19世紀。


フランスの菓子職人が泡立てたメレンゲに砂糖と水、マーシュマロウの根から取り出した粘液を加えてホイップしフワフワとした食感を持つお菓子に作り上げたといわれています。

 

現代のマシュマロ

今日のマシュマロはふわふわとした食感が特徴の薬効のない菓子として、よりソフトな組織と日持ちさせるよう、いろいろな改良がなされ、味覚の点からも昔のものとは大きく変わってきています。
他の菓子にはみられないマシュマロの独特な弾力と感触は、その軽い風味と合わせ、世界中の多くの人々に愛され親しまれています。
素材として使いやすい円柱型、センターイン、カラフルな小粒やハート型など、用途に合わせて多彩な種類があります。

 

マシュマロの原料

マシュマロの原料は、卵白・砂糖・ゼラチンです。水あめやコーンスターチ、香料なども必要に応じて加えられます。マシュマロの名前の由来となったマーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)は、現在は使用しません。
より簡単に、ふわふわかつもっちり食感を出すため、泡立てた卵白とゼラチンが代わりに使用されています。
生マシュマロと呼ばれるカラフルなスイーツ「ギモーヴ」の原料は、フルーツピューレ・砂糖・ゼラチンです。卵白を使わずフルーツピューレを加えることで、マシュマロより柔らかい生食感を作り出しています。

 

マシュマロは英語で!

「marshmallow」といいます。マシュマロは、ふわふわのメレンゲにシロップを加え、ゼラチンで固めて粉をまぶしたお菓子です。マシュマロは19世紀にフランスのお菓子職人が初めて作ったといわれています。

日本でのマシュマロの歴史は

明治25年に米津風月堂(現在の東京風月堂銀座)が初めて発売したところから始まりました。
日本ではマシュマロをそのまま食べますが、北米ではマシュマロを焼いて熱々を食べることも多いですよね。それがやけにおいしそうに見えるんですよねえ。

 

スモアって?

「スモア」は「焼いたマシュマロをチョコレートとともにクラッカーやビスケットで挟んだ食べ物」のことです。
あまりにおいしいので「もっとちょうだい!」と言ってしまうことから「s’more(スモア)」という名前が付けられました。ちなみに「s’more」は「some more(もっと欲しい)」の略語です。

 

ホワイトデーにおけるマシュマロのお返しの意味

マシュマロデーの制定から7~8年後、マシュマロの白にちなんで3月14日はホワイトデーと呼ばれることとなります。お返し文化を根付かせるため、ギフトをマシュマロに限定しないほうが効果的と考えられたためです。
ホワイトデーは全国に定着しましたが、お返しにマシュマロを贈ることは「嫌い」を意味する説が広まってしまいました。
しかし、ホワイトデーにおけるマシュマロの本来の意味は、「バレンタインデーにもらったチョコレートを、優しさ(マシュマロ)で包んでお返しする」です。
子どもには、お返し用のお菓子の意味を正しく理解し、贈ることの大切さを伝えましょう。

 

 

スポンサーリンク