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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

甘い香りが食欲をそそる桃は、夏の定番の果物です

桃の魅力はその美味しさだけではないことを知っていますか?
丸っこくて可愛らしいピンクの果肉には、私たちが健康的に生活する上で必要な栄養が豊富に含まれています。
中には美容やダイエットのサポートをしてくれる力を持つ栄養素もあるのです。
水分不足に陥りやすい真夏日は普段以上に食欲も減退しがち。
甘くて美味しい桃を1日1個食べて、手軽に水分や栄養を摂取していきましょう。

 

【桃に含まれる栄養と効果】カリウムや食物繊維が豊富!

まずは桃に含まれる栄養について、期待できる効果を紹介していきます。
自分の悩みに役立つ栄養があるか、チェックしてみてください。

体の調子を整える

桃は適量食べることで体の調子を整える働きをしてくれます。
桃に含まれる栄養の中でも、体調管理に役立つ栄養素をいくつかピックアップしました。

  • 【カリウム(ミネラル)】筋肉の働きを維持する
  • 【ペクチン(食物繊維)】腸内環境を整え、便通をよくする(善玉菌の増殖、便のかさまし)
  • 【クエン酸】【フルクトース(糖質)】エネルギーを生成し、疲労回復に役立つ
  • 【ナイアシン(ビタミン)】アセトアルデヒドを分解し、二日酔いを和らげる

どれも私たちの心身を良好な状態で維持するために必要な要素です。
中でも炭水化物の一種であるペクチンは、便秘解消だけでなく腸の中でゼリー状になって栄養吸収のサポートも行う優れもの。
栄養をどれだけ摂取しても上手く吸収されなければ意味がありません。
そういった意味でも、桃には優れた栄養がたくさん含まれています。

病気を予防する

食事内容や生活習慣が欧米化している現在、生活習慣病や高血圧といった病気にかかる危険性が高まっています。
そんな日本人の悩みを手助けする栄養が、桃には多く含まれているのです。

  • 【カリウム】ナトリウムを排出し、血圧を下げる(高血圧予防)
  • 【ペクチン】【カテキン】血糖値急上昇の抑制や、コレステロール値の低下をサポートする(生活習慣病予防)
  • 【カテキン】強い殺菌効果により、細菌やウイルスから体を守る
  • 【カテキン】【ビタミンA】【ビタミンE】抗酸化作用で免疫機能を保ち体を守る

ナトリウム(塩分)は体にとって必要な成分ですが、摂り過ぎると高血圧の原因になるという特徴があります。
血圧が高いと脳出血や脳梗塞、くも膜下出血といった命にかかわる病気にかかりやすくなるので、予防の意味でも血圧を抑えることが重要です。
また、高血圧症を含む生活習慣病の予防にとっても、桃が持つ栄養は重要な役割を担っています。
急に食生活を変えるのは難しいかもしれませんが、病気を防ぐ栄養素を意識的に摂取することが、健康な体づくりの第一歩です。

ちなみに、カテキンは果肉ではなく桃の皮に含まれています。
桃の皮は産毛を良く洗い流せば食べられるので、ぜひ一度お試しください。

美しい体を作る

美肌やアンチエイジング、ダイエット等、きれいでいるために意識したいことはたくさんあります。
桃に含まれる栄養は美しい体をつくるために効果的な働きをしてくれるので、チェックしていきましょう。

  • 【カリウム】ナトリウムや水分を排出し、むくみを改善する
  • 【ビタミンA】コラーゲンを生成する
  • 【カテキン】【ビタミンA】【ビタミンE】抗酸化作用で肌細胞の代謝を促し、肌のハリを保つ

食事内容や日々のストレス、加齢による老化等、さまざまな要因で肌の調子や体型は変化していきます。
できるだけ健やかな状態を保っていくためには、ビタミンなどの栄養素をしっかりと摂り入れることが重要です。

 

暑い夏、桃は毎日でも食べたいフルーツ

体に嬉しい栄養がたっぷりと詰まった桃は、甘くて瑞々しく夏のおやつに最適です。
我が家の夫は夏になると食欲が急激に落ちて食べ物が食べられなくなってしまうのですが、果汁たっぷりの桃はのどごしもよく食べやすいと好んで食べています。
食欲が落ちがちな時でも栄養を摂取できるので、体調がすぐれないときにも食べてみてほしい果物です。

【白桃(可食部)100gあたりの栄養】

  • カリウム…1.8mg
  • 食物繊維(ペクチン含む)…1.3g
  • クエン酸…0.1g
  • フルクトース…9g
  • ビタミンC…0.8g
  • ビタミンE…0.07g
  • ナイアシン…0.06g
  • エネルギー(カロリー)…38kcal

この数字は白桃の可食部に含まれる量で、黄桃や缶詰ではまた異なります。
とくに砂糖を使ってシロップ漬けにする缶詰は、カロリーが白桃の2倍にも跳ね上がりますので、肥満に気をつけている方は特に注意が必要です。
詳しい数値が気になる方は出展元である日本食品標準成分表で検索し、それぞれの数値をチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

桃の栄養を効率よく摂取するなら食後に食べるのがおすすめ

桃に含まれるビタミンEは脂溶性と呼ばれ、油に溶ける性質を持っています。
そのためしっかりと吸収したいなら、脂質を含んだ食事の後に食べるのがポイントです。
桃に含まれるビタミンEは、食卓の定番であるバナナやりんご等のフルーツに比べて多めとなっています。
ビタミンEにはアンチエイジングが期待できる抗酸化作用があるので、ぜひとも効率的に摂取していきましょう。

食事と一緒に桃を食べるなら、オリーブオイルをかけてもOKです。
我が家では桃とモッツアレラチーズ、バジルを並べ、オリーブオイルと塩をかけたレシピでサラダとして楽しんでいます。
桃はジャムやコンポート等加熱しても美味しいですが、栄養面を考えるなら栄養素を壊さないようなるべく生食でお召し上がりください。

 

桃に含まれる栄養素と効能

桃にはどのような栄養素が含まれているのか、代表的な栄養素は5つあります。

「食物繊維」でお通じ改善!

桃に含まれる栄養素1つ目は食物繊維です。桃100gあたりに約1.3gの食物繊維が含まれています。
食物繊維は大腸までしっかり届き、腸内環境を整える効果があるそうです。お腹の調子に悩んでいる方は、上手に取り入れることで、お通じの改善につながるかもしれません。

「ビタミンE」で若々しい肌を保てる!

桃に含まれる栄養素2つ目はビタミンEです。桃100gあたりに約0.7mgのビタミンEが含まれています。みかんといちご100gあたりに含まれているビタミンEは、どちらも0.4mg。意外にも桃のほうが多いのです。
抗酸化作用があるビタミンEは、「若返りのビタミン」とよばれています。美肌効果や血流を改善する効果があるそうなので、摂取すれば若々しい肌を保てるかもしれません。

「ビタミンC」でツルスベ肌を目指せる!

桃に含まれる栄養素3つ目はビタミンCです。桃100gあたりに約8mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCを摂取することで、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力の向上にも効果があるといわれています。お肌のシミを予防し、ツルスベ肌を目指す方は是非取り入れたい栄養素です。

「カリウム」でむくみすっきり!

桃に含まれる栄養素4つ目はカリウムです。桃100gあたりに約180mgのカリウムが含まれています。同じく夏の果物であるスイカに含まれているカリウムは、100gあたり約120mgです。比較しても、桃のほうが含有量が多いということがわかります。
カリウムには、体内の余計なナトリウムを排出する効果があるそうです。身体のむくみが気になるとき効果を発揮するでしょう。

「ナイアシン」で辛い二日酔いを解消!

桃に含まれる栄養素5つ目はナイアシンです。桃100gあたりに約0.6mgのナイアシンが含まれています。
ナイアシンには、体内のアルコールを分解を手助けする効果があるといわれています。お酒を飲みすぎた時や飲み会が続いたときに摂取すれば、二日酔いを解消できるかもしれません。

 

桃はダイエット中に食べても大丈夫?

では、桃はダイエット中に食べても大丈夫なのでしょうか。1個あたり(約200g)のカロリーと糖質は以下の通りです。

  • カロリー 約80kcal
  • 糖質 約16.8g

桃を1個食べても、カロリーは100kcal以下です。丸ごと1個食べれば満足度も高いので、食べすぎなければダイエット中でも問題ないのではないでしょうか。
また、糖質は約16.8g含まれています。りんご1個あたりの糖質は約38.7g、バナナ1本あたりの糖質は約22gなので、他の果物に比べて低い

 

 

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