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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

朝のお味噌汁は私たちの内臓をやさしく温めてくれて、身体全体の働きを整えてくれます

朝から元気に1日を始めたいとき、味噌はぴったりの食材です。味噌の原料である大豆には、たんぱく質が豊富に含まれています。
味噌汁とお米を一緒に食べれば、朝から必須アミノ酸をバランスよく摂取できます。体も温まり、代謝もアップします

 

 

体があたたまり、一日のスタートに必要な水分や栄養素を摂取できる

あたたかいお味噌汁を飲むと、気持ちがホッとしませんか。朝のお味噌汁は私たちの内臓をやさしく温めてくれて、身体全体の働きを整えてくれます。
朝は水分も栄養素も枯渇している状態です。お味噌汁には、身体に欠かせない水分、必須アミノ酸やペプチド、ブドウ糖、ナトリウムやカリウムなどの微量栄養素が含まれていて、枯渇した栄養素を補給してくれます。
その活力効果は、戦国時代には侍の兵糧食として活用されたほどです。
味噌汁の活力パワーについては、「味噌汁一杯三里の力(三里は12キロメートルのことです。
一杯飲めばそれだけの距離も疲れず歩けるという意味)」ということわざも残っているほどです。

 

全身の血のめぐりを整える

味噌に含まれる各種アミノ酸やペプチド、ビタミンEは血管壁に弾力をもたらし、血のめぐりを整えるとされています。
味噌には、糀の酵素のおかげで米のデンプン質が分解されたブドウ糖が含まれており、これは脳の活動を支える唯一のエネルギー源です。
また、大豆由来のレシチンは脳細胞の老化を予防するとされています。加齢とともに細胞の死滅が進むと物忘れなどの症状が出てきます。
運動や食事など生活全体のバランスを整えて血流をスムーズに保って老化を予防し、必要以上に進行を早めないことを意識したいものです。

 

味噌汁に含まれる栄養素や食物繊維で、腸内細菌のバランスを整え余分なものをデトックス

大豆由来のサポニンやレシチンには、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合体するのを防ぎ、余分な脂肪の蓄積を防ぐことが期待できます。
味噌汁の具材にピッタリなワカメに含まれるアルギン酸や、芋類や大根、キャベツに含まれるペクチンなどの水溶性食物繊維、そしてお味噌の原料となる糀(麹)の菌体は、大腸の善玉菌の大好物。


100億個以上いるとされる腸内細菌ですが、善玉菌たちは食物繊維を餌として増え、私たちの腸内環境を良好に整えます。さらに、ゲル状になった食物繊維は、有害物質を吸着して体外へ運び出すはたらきも持っています。
お味噌汁は適度な水分も摂れるので、腸内の便をやわらかくして自然な排便を促します。ワカメなどの海藻や緑黄色野菜、芋などの具材にはカリウムが含まれていて、自然な排尿を促すデトックス効果も。
排尿とともにナトリウムも排出されますので、塩分過多になりがちな身体を整えてくれます。味噌汁は、余分なものの蓄積を抑え、デトックス(排毒作用)を促してくれるのです。

 

毎朝お味噌汁を飲むと塩分の摂りすぎにならないの?

お味噌汁は好きだけど、塩分を控えるために飲まない、あるいは一日一杯にとどめているという方もいるようです。しかし、それはもったいないことかもしれません。
お味噌汁一杯(150ml)の塩分摂取量は1.2gから1.5gです。これはコンソメスープやポタージュスープと比べて同じかむしろ少ないくらい。
塩分の摂り過ぎが間題とされるのは、ナトリウムの過剰摂取が高血圧などの原因になると考えられているからですが、そもそもナトリウムが血圧を上げるかどうかは遺伝子によって決まっていて、ナトリウムを摂ると血圧が上がる遺伝子を持つ人は日本人の2割にとどまるそうです。もしナトリウムと血圧に因果関係があるとしても、カリウムを多く含む緑黄色野菜や芋、ワカメなどの海藻類を具材に選ぶと、
カリウムがナトリウムの排出を促し、塩分摂取を控えることができます。


さらに、大豆たんぱくとみその成分中に、高血圧防止ペプチドがあることが発見されていて、「味噌汁を飲むと血圧が下がる」ことが証明されています。
お味噌汁が好きな方は1日3杯程度なら問題ないでしょう。お味噌汁を食べることが何となく心配だという方は、ご参考にしてみてくださいね。

 

自律神経を整える

味噌には大豆に含まれるアミノ酸のトリプトファンが含まれています。トリプトファンは体内でセロトニンという物質の原料になります。
セロトニンは「幸せホルモン」とよばれており、心を落ち着かせるはたらきのある神経伝達物質であり、自律神経を整えることが期待できます。 

 

みそ汁の美容・健康効果がすごい!6つの効果

みそ汁は健康にも、ダイエットや美容にも効果ばつぐん!
その驚きの効果を6つ紹介します。

コレステロール値を下げる

味噌の原料である大豆に含まれる食物繊維、レシチン、サポニン、ポリフェノールなどには、体内のコレステロールを下げるはたらきが期待されています。

腸内環境を整える

発酵食品である味噌には、麹、乳酸菌、食物繊維などが含まれ、腸内環境を整える効果が。腸の善玉菌を増やし、お通じを改善してくれるのでポッコリお腹もスッキリ♪
腸が元気になると、代謝がアップして痩せやすい身体に変化したり、免疫力が上がったりと良いこと尽くし!

美肌・美容効果

味噌が発酵する過程で作られる遊離リノール酸には、メラニンの合成を抑え、シミやそばかすを防ぐ働きがあります。また、大豆に含まれるポリフェノール、イソフラボン、ビタミンEなどには、体内の酸化を抑制する働きも。老化の原因となる活性酸素を除去する、抗酸化作用が期待できます。

女性のお悩み改善に

女性は加齢と共に女性ホルモン「エストロゲン」が年々減少していくことで、様々な悩みが。このエストロゲンの代用として効果を補ってくれるのが、大豆に含まれるイソフラボンです。
イソフラボンは、更年期障害や骨粗鬆症の予防、肌や髪のツヤを保つなど、不足した女性ホルモンの働きを補って女性の健康・美容を保ってくれます。

二日酔いを和らげる

みそ汁にはアミノ酸やミネラルが含まれていて、アルコールで疲れた肝臓の働きを助けてくれます。また、二日酔いの主な原因である水分・塩分不足を、みそ汁が補ってくれるのです。具材には、オルニチンを含むしじみや、タウリンが含まれるアサリがおすすめ。オルニチン、タウリンはどちらも肝臓の働きを助けるアミノ酸で、二日酔いの身体を優しくサポートしてくれます。
もしもの時のために、日持ちするインスタントみそ汁を常備しておくと安心ですね。

 

みそ汁はいつ飲むのがいいの?

栄養いっぱいのみそ汁。
朝はパン派の人、夜は外食や飲みに出かけることが多い人、ライフスタイルによって様々だと思いますが、
みそ汁はいつ飲むのが効果的なのでしょうか?

朝にみそ汁を飲むメリット

朝いちばんに、温かくタンパク質をはじめ栄養豊富なみそ汁を飲むことで、身体が温まり代謝がアップ。
また、味噌にはアミノ酸が含まれているので、炭水化物と一緒に摂るとエネルギーがチャージでき、頭スッキリ!朝からシャキッと動くことができます。
また、みそ汁には“トリプトファン”が含まれています。
朝にトリプトファンを取ると、夜までにトリプトファンが良質な眠りをサポートするメラトニンという物質に変わり、ぐっすりと眠ることができるのです。

夜にみそ汁を飲むメリット

1日頑張った身体をねぎらう夕食にも、みそ汁はオススメです。
消化の悪い食材は眠りの質を下げてしまうため、胃腸に負担をかけず、身体を温めてくれるみそ汁はぴったり。
野菜や肉・魚などのタンパク質をたっぷり入れた具沢山みそ汁は、栄養バランスが良くヘルシーで満足感が高いので、ダイエット中の人も安心して食べることができます。

運動後のみそ汁で栄養をチャージ

温かいみそ汁は水分、ミネラル、タンパク質などを効率良く取ることができ、身体を保温してくれるので運動後の食事にも最適!
また、運動後の吸収しやすい身体にカロリーの高い食事は厳禁ですが、お腹が空いてガッツリ食べたくなってしまう人もいますよね。
そんな時は、まずは温かいみそ汁を飲んで、疲れた身体とお腹をほっと落ち着かせましょう。

 

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