Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

おちゃのこさいさい?

おちゃのこさいさい」はお茶のつく言葉として真っ先に思い浮かびそうなほどポピュラーな言葉ですよね。
しかしながら、「おちゃのこ」も「さいさい」もさっぱり意味がわからないという事で!

 

 

「お茶の子」

国語辞典で調べてみたところ、「おちゃのこ」はお茶の子供とか、お茶の若い芽とかそういった意味ではなく、お茶請けや簡単な食事のことを指すのだそう。

 

「さいさい」

国語辞典ではそれらしいものが載っていなかったので、「おちゃのこさいさい」を語源辞典で調べてみたところ、さいさいは、のんのこ節という長崎・諫早の民謡の「さいさい」という囃子言葉からきているそう。

ちなみにのんのこは諫早の方言でかわいい子という意味。囃子言葉なのでさいさいにはまる漢字はないようです。

 

おちゃのこさいさい

お茶請けを食べるくらいたやすくって軽口もたたけちゃうみたいなところからきているんですね。
また一つお茶にまつわるうんちくネタが増えちゃいました。

 

お茶の子さいさいの由来

「お茶の子」はお茶菓子を指すとされています。
気軽に食べることができお腹にもあまりたまらないお茶菓子が、物事が容易に実行できる様子を表すワードとして使われているのです。
ちなみにお茶の子についてはお米をほうじ茶や番茶で炊いた茶粥を指すという説もあります。
そして「さいさい」については俗謡の「のんこさいさい」という囃子詞(はやしことば)からきています。
囃子詞は単独で何か意味を持つというよりは、「よいよい」「それそれ」のような勢いを持たせる言葉として使われる傾向にあります。

 

実際には

「そんなことはお茶の子さいさいだよ」「彼にとってこの仕事はお茶の子さいさいだね」のような文章で使われます。

「お茶の子さいさい」とは、簡単なこと・容易にできることという意味です。

これまで「お茶の子さいさい」という言葉を使ったことがない方でも、正しい意味を知れば今すぐに使えますよ。言葉の意味や由来を知ると、誰かに教えたくなること間違いなし!

スポンサーリンク