Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

無能な管理職は、「メリットを提示する」というコミュニケーション

できる管理職になるために、まず押さえておいてほしいのが、やる気を出させてあげたり、頑張る理由を与えたりしないということです。
つまり、「モチベーション管理」をしないということです。

 

「モチベーション」を考えすぎる

無能な管理職は、「メリットを提示する」というコミュニケーションをやりがちです。
仕事をお願いするときに、

「今度、ごはんオゴるから~」
「次は他の人に任せるからさ~」

と、ごほうびを与えるような方法をやります。

仕事をさせることは、罰を与えることなのでしょうか?
そう考えてしまうから、一緒にごほうびを与えてしまうのです。

こういうコミュニケーションはやめ、まずはモチベーションのことを考えないことからはじめましょう。

 

「結果だけを見る」という機能

部下から報告を受けたときに、

「今回は気合いが足りませんでした」
「次はやる気を出していこうと思います」

という反省の言葉があったときに、どう返すかがポイントです。

ここで考えるべきなのは、言い訳を聞くことではありません。
「次にどのような行動をするか」を確認するということです。

「次は、どうしますか? 行動をどう変えますか?」

と、確認して、次の具体的な行動を引き出すことです。

この作業は、仕組みを回すように、機械的にやるしかありません。
つい、感情に寄り添って言い訳を聞きすぎる自分と戦わないといけないのです。
そうやって、結果だけを見る人になるためには「会う回数や話す時間を意識的に減らす」というコミュニケーションがおすすめです。

 

すぐに「頑張ってるね」と言うな!

世の中では、「プロセスを褒めること」が正しいとされています。
結果がついてきていなくても、過程を頑張っていたら、それを評価しようというのが、常識になっています。

残業する姿を見て、「よく頑張っているね~」と評価してしまうと、

「結果が出なくても、残業をしていればいいのか」
と考えてしまい、行動を変えません。

部下にとっての「平等」を担保するには、部下との「距離感」が大事なのです。
このように、「モチベーションを考えない」「結果を見る」「プロセスを見ない」という機能を果たすことで、人を成長させるマネジャーやリーダーになることができます。
人の上に立つために、このスキルは必須です。
逆に、無能な管理職は、「ごほうびを与える」「頑張りを評価する」ということばかりをやってしまうのです。

 

「誰が何をいつまでにやるか」を明確にする

「私」という主語を大事にしてください。
そして、「誰が何をいつまでにやるかを明確にする」ということが求められます。
「17時にまでにこの仕事を終わらせてください」
ということを言い切れるようにしましょう。
その際、「私からの指示です」ということに、ちゃんと責任を引き受けてください。

「上が怒るから」「社長がうるさいから」「ウチはそういう会社だから」
というように、責任逃れをすることは、今後いっさい口にしないようにしましょう。
その責任を受けることで、信頼が増したり、意思決定ができるようになり、さらに上を目指していけます。

 

能力主義のはずなのに管理職の能力不足が目立つ

みなさんの会社では、次のようなことを耳にしないでしょうか。

「なんであの人が管理職なの?コネ?」
「営業としては優秀だけど、管理職としては最悪。」
「管理職になってからパッとしないな、あの人。」

このようなことは、実は様々なところでよく聞く話なのです。
能力主義を掲げている会社でも、あるいは完全な能力主義ではなくとも、それなりに成果を残した人が出世をしていくはずです。

 

「上司が無能すぎる」と思ったら

もちろん、思いがけず病気になったり、あるいは車で後ろから追突されたり、暴漢に襲われたりということまで自己責任だと言うわけではありません。

ウクライナで起きている戦争のように、国民には何の非もないのに、家を追われ車を破壊され命が脅かされるという、理不尽で不条理な状況に巻き込まれることもある(だから私は戦争やテロを徹底的に非難します)。

それらやむを得ない事情は別として、自分の生き方や人生は自分で決めることであり、その結果どんなことが起こっても、すべて自分の責任であるという認識を持つことで不平不満をぐっと減らすことができます。

たとえば、「上司が無能すぎてモチベーションが上がらない」と嘆く人がいます。

しかし、他人に自分のモチベーションが左右されるのはつまらないでしょう。「無能すぎる上司」のために、自分のやる気が損なわれるのはもったいない。

仕事がデキる人は、上司が無能でも文句を言わずサポートします。
検討違いな指示が飛んできたら、さりげなく対案を提示するでしょう。
そして説明を尽くしても理解してもらえないなら、自ら実際に成功事例を作る。
成果を突き付ければ、周囲の考えも変わるかもしれない。
あるいは上司のさらに上の上司に相談してみるなど、打てる手はさまざまあります。
そこまでしてもダメなら転職すればいいのです。

 

無能な上司の特徴とは…?

1.判断・決断が遅い

仕事をする中で、どう判断すべきかを上司に相談に行くことも多いかと思います。部下としては、その相談内容を踏まえて即座に的確な判断やアドバイスが欲しいところ。
しかし無能な上司は、判断やアドバイスが的確ではないだけでなく、そのスピードも遅い傾向にあります。
人間誰しも判断を誤ることはありますが、経験を踏まえて迅速に判断してもらえるだけで部下としては安心できるというものです。

2.柔軟性がない

無能な上司は、柔軟性がなく自分のやり方に固執する傾向にあります。
新しいことに挑戦したいと思って提案しても、「そのやり方はダメだ」「昔からこうやっているんだからお前もやれ」というように、柔軟に受け入れてはくれません。
信じられないことに、いまだにパソコンやメールソフトを全く使えないという上司もいます。
変化が激しい時代にも関わらず柔軟性に乏しい上司は、部下としては信頼できません。

3.責任を取りたがらない

「責任は俺が取るから、好きにやってみろ!」という器の広さはどこへやら、無能な上司は自分自身で責任を取りたがりません。
中にはミスや失敗の責任を部下に押し付ける上司もいます。
上司がそんな姿勢では、挑戦する気もなくなりますし、最悪の場合自分自身で尻ぬぐいまでしなければならないこともあるでしょう。

4.空気が読めない

空気が読めなくて、コミュニケーションが取りづらいのもダメな上司の特徴です。
周りの忙しさに気づかず雑談をしたり、言うべきではないことを口走ってしまったり、相手の顔色を見ずに会話を進めてしまったり…。
空気が読めないと、仕事上でも様々な支障が出てしまいます。
社内でのコミュニケーションだけならいざ知らず、お客様先での商談時にも空気の読めなさを発揮してしまうと、そのフォローをあなた自身がしなければならないこともあるでしょう。

5.口だけで実力が伴っていない

付いていきたい上司は、実力を背中で見せるものです。
例えば営業であれば、マネジメントをしながらも部下以上に高いパフォーマンスを残すなど。
ですが無能な上司は、自分は何の成果も出さずに、部下に任せきり。背中で見せられない上司には、部下もついていきません。

 

無能な上司の対処法

さてここまで無能な上司の特徴をご紹介してきました。上司が無能だといっても、仕事をしていくからには接する機会もたくさんありますし、時にはあなた自身がフォローしなければならないこともあるでしょう。

1.判断・決断が遅いときは…?

 1.  判断・決断の期限をこちらから設定する
 2.  どう判断すべきかの選択肢をいくつか提示する

上司の判断や決断が遅いときは、上記の2点を試してみてください。
無能な上司は往々にして時間管理や締め切りの設定も苦手です。
こちらから判断の締め切りを設定し、かつ判断の選択肢を提示することで、判断しやすい状況を作るようにしましょう。
その上で、判断締め切り時刻にはこちらから「例の件、課長のご判断いかがでしょうか?」というように、アラートを出していくと良いと思います。

2.柔軟性がないときは…?

  1. 何か新しいことに取り組みたいときは、どんな成果が得られるかも伝える
  2. 他の会社や部署でも取り入れられて成功しているという実例を教える

新しいことを取り入れずに過去や自分のやり方・意見に固執する柔軟性のなさは、分からないことや失敗によるリスクへの怖さも一因です。
そこで提案時には、どういった成果が得られるかというメリットも具体的に説明するようにしましょう。
管理職としては、その部門の成果が上がること自体は嬉しいはず。成果が具体的にイメージできるようになれば、前向きに検討してもらえる可能性が高くなります。
また成功するかどうか分からない恐怖心を解消するために、他社や他部門での導入事例も共有してあげると良いかもしれません。「他もやっている」という安心感があれば、導入も検討してもらいやすくなります。

3.責任を取りたがらないときは…?
  1. 思い切って、自分が責任を取って進めることを伝える
  2. より上の立場の方に直談判する

部下・部署の実行に対して責任を持つのは、上司の役割です。できないほど失敗により責任を取らされることを恐れて、なかなか決定を下しません。
そんなときは、上司の責任で進めるのではなく、自分で責任を取ることを前提に進めても良いでしょう。
もちろん失敗によるリスクはありますが、責任感と意欲の高さを評価される可能性も大いにあります。加えてきちんと結果を残せば、昇進や昇給も見えてくるでしょう。
また、直属の上司が責任を取りたがらずに頼りないのであれば、さらにその上の上司に直談判するのも手です。直属の上司の無能さを分かってもらういい機会ですし、あなた自身の意欲を伝える場にもなります。

4.空気が読めないときは…?

  1. 最低限のコミュニケーションしか取らないようにする
  2. クライアント先への同行をしないでもらう

上司と部下なので、業務上どうしてもコミュニケーションを取らないわけにはいきません。なので、あくまでも最低限の会話や業務連絡のみに留め、雑談などはあまり対応しないようにしましょう。
話しかけられても、「16時までに提出しなければならない企画書があって…」などと理由をつけて断れば問題ありません。
また空気を読めないのが社内だけならまだ良いのですが、お客様先への同行中にその場面が訪れると、お客様との関係性にヒビが入ってしまうことも…。同行についても最低限に留めるようにしておきましょう。

5.口だけで実力が伴っていないときは…?

  1. 会社都合だと思って諦め、過度な期待をしない
  2. 同じ部署・チームなどの先輩に指導を願い出る

様々な事情があり、実力が伴っていない社員が昇進していくケースもあるでしょう。
誰しも、できれば優秀な上司から学び取りたいもの。しかし上司の実力が伴っていない場合は、過度な期待をしないようにしましょう。
もし業務について学びたいのであれば、同じチームや部署の先輩に教えを求めるなど、上司以外の人に指導を願い出てみましょう。別の上司やさらに上層部に直接提言すると角が立つこともありますので、極力近い方にお願いするのが良いと思います。

 

スポンサーリンク