スイーツ好きな方なら一度は名前を耳にした経験があるはずの「バスクチーズケーキ」。
バスクチーズケーキは、こんがりとした焼き目と、甘さの中に広がる香ばしさが特徴のチーズケーキなのです。一度食べたら虜になってしまう方は多いです。
- バスクチーズケーキの歴史や名前の由来?
- バスクチーズケーキの歴史
- バスクチーズケーキの名前の由来
- バスクチーズケーキがブームになった理由
- バスクチーズケーキとベイクドチーズケーキって何が違う?
- レアチーズケーキ
- スフレチーズケーキ
- おいしい食べ方
バスクチーズケーキの歴史や名前の由来?
バスクチーズケーキはチーズケーキの一種で、表面に真っ黒な焦げ目がついているのが特徴。
「失敗して焦がしてしまったのでは?」と思うほどの焦げ目ですが、真っ黒になるまで焼くことで、カラメルの香ばしさを感じられるようにしているのです。
表面に焦げ目をつけるために高温で焼きますが、中は半熟気味でしっとりとした食感のチーズケーキに仕上がっています。
バスクチーズケーキの歴史
「バスクチーズケーキ」と呼んでいるものは、スペインのバスク地方にある「ラビー二ャ」というバルで発売されているチーズケーキをイメージして作られたものです。
デルタ地方でも日本でバスクチーズケーキと呼ばれる特徴を持つチーズケーキが親しまれていますが、「タルタ・デ・ケソ」という名前なので呼び名は異なります。
バスクチーズケーキの名前の由来
バスク地方の呼び名である「タルタ・デ・ケソ」は「チーズケーキ」を意味しており、やはりバスクという名前はついていません。
もうおわかりの方は多いかもしれませんが、日本では「タルタ・デ・ケソ」が意味する「チーズケーキ」と、バスク地方の「バスク」を組み合わせて「バスクチーズケーキ」と呼ぶようになったのです。
バスクチーズケーキがブームになった理由
2、「GAZTA」というお店がバスクチーズケーキ専門店の第一人者になったこと。バスクチーズケーキはGAZTAが初めて発売したわけではなく、お店ができる前にカフェやケーキ屋などで販売されていました。しかし好んで食べる方はいたものの、ブームまでは到来しなかったのです。それなのになぜGAZTAはバスクチーズケーキブームを巻き起こしたのでしょうか?
バスクチーズケーキとベイクドチーズケーキって何が違う?
大きく違うのが見た目です。
ベイクドチーズケーキ
ほどよく焼き目がついているので、薄い茶色をしています。
バスクチーズケーキ
真っ黒になるまで焼くので、焼き目というよりは焦げ目に近い見た目。焼き目の色が2つの大きな違いでしょう。
もう一つは味です。
バスクチーズケーキ
ベイクドチーズケーキよりも、クリームチーズの量が多いのでチーズの味が濃厚。本場のバスクチーズケーキは日本のものよりもクリームチーズの量が多いため、海外ではベイクドチーズとの味の差は歴然です。
ベイクドチーズケーキ
じっくりと焼き、中まで火を通すので水分が少なめな食感に仕上がります。バスクチーズケーキは表面を焦がすために高温短時間で焼くため、表面はカリッと仕上がり、中はレアと2つの食感が楽しめるのです。
カラメル風味を味わえるのはバスクチーズケーキだけですから、2つは見た目、味ともに全く異なるスーツと言っても過言ではないでしょう。
バスクチーズケーキ以外にもチーズケーキ
レアチーズケーキ
スフレチーズケーキ
また、オーブンではなく蒸し焼きにするのもほかのチーズケーキと異なる点です。
おいしい食べ方
4つの食べ方
- 常温で食べる
- 冷蔵庫で冷やして食べる
- 冷凍庫で冷やして食べる
- トースターで温めて食べる
常温で食べると柔らかでクリーミーな食感が味わえ、冷蔵庫で冷やすと真ん中のレアの部分が少し固まった状態で味わえます。
冷凍庫で冷やすとさらに中が硬くなり、凍るまで冷やせばアイスケーキのようなシャリッとした食感に。
4つのうちおすすめしたいのが、トースターで温めて食べる方法。表面の焦げ目の水分が抜けるので、できたてのような香ばしい食感と味が楽しめます。
温め時間はトースターの種類によって異なりますので、2〜3分ほど温め、様子を見ながら追加加熱しましょう。