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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

梅酒はどんなお酒で作られるの?さまざまな種類のベースとその特長

今回は、梅酒のベースのお酒についてです。

 

実は幅広い梅酒のベース!

梅酒は梅の果実をお酒に漬け込んで造りますが、そのベースは様々です。一体どんな種類があるのか、またそのお酒で漬け込んだ梅酒の特長はどのようなものでしょうか?

 

焼酎

梅の甘味などが引き出て、梅酒の味わいに奥行きがでます。

 

日本酒

お米のやさしい甘みと梅の強い甘酸っぱさのハーモニーが心地よく、まろやかなで飲みやすい。

 

ラム酒

スイーツのような甘い香りを楽しめます。味はアルコール感が強いものが多いです。

 

ワイン

ぶどうの軽やかな甘みと梅の酸味が合わさり、デザートのような梅酒になります。

 

ウォッカ

アルコール感が強めなので、ガツンとしたアルコールを感じたい方におすすめです。

 

 

梅酒のベースに最も多く使われるのは焼酎!そのワケとは?

先程紹介した中でも、最も梅酒のベースに多く使われるのは、焼酎なんです。実はそれには2つの理由があるんです。

第一に、家庭で梅酒をつける場合、酒税法上、アルコール度数が20%以上の蒸留酒以外のお酒での梅酒作りは出来ません。醸造酒である日本酒やワインは、届け出をだしている蔵元でしか作ることができないんです!

第二に、焼酎の中でも甲類のホワイトリカーは無味無臭に近いため、梅が本来持つ甘味・香りに影響を与えないとされています。

この2点から、焼酎が梅酒のベースに多く使われるんですね

 

梅酒原酒

白鶴酒造の製造している「梅酒原酒」は、2008~2015年の8年連続モンドセレクションを受賞した梅酒です。
梅本来の芳醇な香りと、控えめな甘みが特長です。原酒であるためにアルコール度数は19度と高めなので、氷を入れてロック、水割り、お湯割りで飲むのがオススメですよ!

 

松浦 とうがらし梅酒

「松浦 とうがらし梅酒」は「鳴門鯛」という地酒で有名な、四国・徳島の本家松浦酒造の梅酒です。

ビンの中にはまるまる一本の国産とうがらしが浮かんでおり、梅酒の甘みの後にピリピリとした辛さが後から追いかけてくる、なんともユニークな味わいの梅酒です。

 

紀州のはちみつ梅酒

「紀州のはちみつ梅酒」は、紀州和歌山県産の南高梅を100%原料にした梅酒に、和歌山産の天然みかん蜂蜜を加えた梅酒です。

このみかん蜂蜜が梅酒の甘みと酸味とマッチし、とても上品な甘みを生み出しています。女性やアルコールが苦手なお客さまからの人気も高い一本です!

 

本格梅酒

梅と糖類、酒類だけを使用し、着色料、香料等を使用しない無添加でできた梅酒を「本格梅酒」といいます。
平成27年に日本洋酒酒造組合が制定しました。
添加物を気にされる方、素材にこだわる方は、ラベルの表記を確認してみてくださいね。

紀州南高梅専門店五代庵の本格梅酒は、原酒梅酒、丙申年の梅酒、樽仕込み梅酒、ブランデー梅酒です。
特に原酒梅酒は、最高級の紀州産南高梅を熟成貯蔵した梅酒の原酒です。
五代庵の梅酒をお試しになる方は、まずはじめに飲んでいただきたい一品です。

 

焼酎梅酒

焼酎梅酒とは、焼酎に漬け込んでできた梅酒の事で、ホワイトリカーが代表的です。
市販の梅酒で最もポピュラーな梅酒です。

他にも、お米や麦、黒糖、さつまいも、泡盛、そばなど、様々な種類がある焼酎。
焼酎の種類で梅酒を飲み比べてみるのもいいですね。

 

ブランデー梅酒

一方ブランデー梅酒は、ブランデーに漬け込んで造った梅酒です。
主に果実を原料に蒸留したブランデーは、同じ果実である梅にぴったり。
ブランデーも様々な種類があり、白ブドウ、洋ナシ、リンゴなどから造られます。

 

日本酒梅酒

日本酒梅酒とは、日本酒に漬け込んだ梅酒の事です。
日本酒のさっぱりした味わいと、梅の爽やかな味わいが好相性です。
日本酒にも、吟醸酒や純米酒、本格造酒などありますので、お好みの日本酒梅酒を見つけるのも楽しいですね。

 

にごり梅酒

にごり梅酒とは、梅の果肉を入れた梅酒の事です。
果肉を入れることにより見た目がにごり、その見た目から「にごり梅酒」と呼ばれています。
にごり梅酒の味は、梅酒の本来の風味と果肉の甘さが相まってより一層梅の甘さを感じられます。
お酒の苦手な方や、甘いお酒が好きな方に味わっていただきたい梅酒です。

 

スパークリグ梅酒

スパークリング梅酒は、スパークリングワインのように発泡性のある梅酒の事で、缶に入った梅酒でよく見かけますね。
スパークリング梅酒には二種類の製法があり、梅酒に炭酸を注入する製法と、シャンパンのように瓶内二次発酵方式という、瓶の中に詰めてからさらに発酵させて炭酸を発生させる製法です。
シュワシュワっとした喉ごしが気持ちいい梅酒です

 

温活に梅酒をおすすめする理由

アルコールは体内の水分を排出させる作用があることから、体を冷やす可能性があると言われています。
そのため冷え性に悩む方や体が冷えやすい冬場などは、特に飲み過ぎに注意が必要です。
一方梅酒は、季節問わず温活を意識している方におすすめしたいお酒。
その理由は梅に含まれる「ムメフラーム」という成分に、血行促進の効果が期待されているためです。

 

梅酒を温活に取り入れる方法

梅酒を温活に取り入れるのであれば、温めて飲むのがおすすめです。
そのままではアルコールを強く感じる方には、梅酒とお湯を5:5の割合で割るホット梅酒もおすすめです。
お酒好きの方には、温めた日本酒で割る飲み方もおすすめ。
日本酒は血流を整え、体温を上げる効果が期待できる「アデノシン」という栄養素が含まれているので、温活にぴったり。
まろやかな口当たりの梅酒と日本酒のブレンドは、見事にマッチしますよ。
ご自宅で自分好みの梅酒作りに挑戦される方には、アルコール度数が35度以上の日本酒で漬けてみるのもおすすめです。

 

 

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