一緒に苦労を分かちあった同僚や、お世話になった上司のこれまでの苦労を労ったり、新天地での活躍を祈る送別会。せっかく幹事を任されたなら、心に残る会を企画したいもの。オズモールでは一目でわかる司会・進行の流れや、失敗しない送別会挨拶の例文など、主役に喜ばれる1日をプロデュースするためのコツをご紹介します
- 【Step.1】司会の挨拶
- 【Step.2】乾杯の挨拶
- 【Step.3】歓談・サプライズ
- 【Step.4】送る側の代表挨拶
- 【Step.5】異動・退職者 ・転職者の挨拶
- 【Step.6】中締め ・閉会の挨拶
- 【Step.7】お開き ・二次会の案内
- 送別会前の準備はどうする?
- 最後に
【Step.1】司会の挨拶
司会の開会挨拶で送別会がスタート。仕事後に開催されるケースも多いので、参加者が遅れるケースもあるけれど、基本的にはメンバーが大体揃ったら、時間通りにスタートさせるのがベストです。時間を押してしまうとあとあと時間が足らないとかもありますので注意が必要です
『開会の挨拶例』
「みなさん、本日はお忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。ただ今から、株式会社○○○社○○○部、○○○さん(異動・退職者)の送別会を始めたいと思います。」
「すでにご存知のとおり、○○○さん(異動・退職者)は○○○支社にご栄転されることとなりました。大変残念ではありますが、今後のご活躍をお祈りし、本日はささやかながら一席設けさせていただきました。司会・進行をさせていただきます、○○○と申します。よろしくお願いします。」
【Step.2】乾杯の挨拶
次は出席者の中で2~3番目くらいの役職の社員に、乾杯の音頭をお願いしよう。宴会の司会は、間延びしてしまうとよくないので、テンポよくスムーズに乾杯の音頭へと導くよう心がけて、乾杯後は歓談と食事の時間を30分程度設けるのが一般的です。
『司会のセリフ例』
乾杯挨拶の前
「ここで○○○(役職名)に乾杯の音頭を頂戴したいと思います。皆さま、グラスにお飲物をご用意ください。それでは○○○(役職名)お願いいたします!」
乾杯挨拶の後
「それでは皆さま、○○○(異動・退職者)を囲んで、しばしご歓談をお楽しみ下さい。」
【Step.3】歓談・サプライズ
ここで主役と関わりの深かった部下や上司からはなむけの言葉をもらい、主役に対する送別会サプライズとして花束などのプレゼントや記念品を贈呈しましょう。
記念品贈呈は、主役の直属の部下や、仕事上のパートナーにお願いするのがおすすめですね。
司会のセリフ例
はなむけの言葉の前
「お食事中ではございますが、ここで×××部の皆さまから、△△△さん(異動・退職者)へはなむけの言葉をひと言ずついただきたいと思います。」
送別プレゼント贈呈の前
「続きまして、○○○部一同より、○○○さん(異動・退職者)へ記念品と花束を用意いたしました。○○○さん、お願いします。」
【Step.4】送る側の代表挨拶
次に、出席者のうち最も上の役職の方に、退職者へ贈る言葉をいただきましょう。
『司会のセリフ例』
退職者へ贈る言葉の前
「それでは、ここで○○○(役職名)より、ひと言ご挨拶をいただければと思います。○○○(役職名)、よろしくお願い致します。 」
退職者へ贈る言葉の後
「○○○(役職名)、ありがとうございました!」
【Step.5】異動・退職者 ・転職者の挨拶
最後に主役から送別の挨拶・スピーチを行ってもらおう。異動や転勤には色々な理由や事情があるけれど、送別挨拶の後はこれまでのお礼や、門出を祝うひと言など、司会として主役を明るく送り出す言葉を添えるもおすすめ。
司会のセリフ例
送別スピーチの前
「○○○さん(異動・退職者)、最後に一言お願いします。」
【Step.6】中締め ・閉会の挨拶
飲み物などのラストオーダーが届き、宴会の場が落ち着いてきたら、参加者のなかで上から2番目くらいの役職の人に「中締めの挨拶」を行っていただこう。
一本締めなどを代表とする中締めの挨拶は、飲み会の流れにいったん区切りをつける効果があり、次の予定がある人への配慮にもなるので、覚えておいて。
司会のセリフ例
中締めの挨拶の前
「宴もたけなわではございますが、お時間がまいりましたので、中締めの挨拶を○○○(役職名)にお願いしたいと思います。○○○(役職名)よろしくお願いします。」
中締めの挨拶の後
「○○○(役職名)ありがとうございました。」
【Step.7】お開き ・二次会の案内
最後に、中締めとは別の人に三本締めや一本締めなどを代表とする「締めの挨拶」を行っていただき、参加者をお店の外に誘導しよう。送別会の後に二次会を準備している場合は、次の会場を案内して。
『司会のセリフ』
締めの挨拶の前
「最後に○○○(役職名)より、締めのご挨拶をお願いいたします 。」
締めの挨拶の後
「名残りはつきませんが、本日はここでお開きとさせていただきます。○○○さん(異動・退職者)、皆さまありがとうございました。」
「○○○さん(異動・退職者)!新天地でますますご活躍されることを、お祈り申し上げます。」
「それではみなさま、お忘れ物のないようご確認のうえ、お気をつけてお帰りください。ありがとうございました。」
二次会がある場合
「この近くの『レストラン○○○』にて二次会の会場をご用意しております。幹事の○○○がご案内いたしますので、お忘れ物のないようご確認のうえ、ご移動ください。ありがとうございました。」
送別会前の準備はどうする?
色々な媒体を見れば掲載されているので、予算と場所にあったものを選びましょう。
最後に
ここでも、店のスタッフを味方につけると、色々相談に乗ってくれます。たまに経験値がないスタッフもいるのですが、、、。下準備は大切ですね。ネットだけに頼るのではなく、一度足を運ばないとダメですね。